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煙突効果を採用した静音ケース「MasterCase SL600M」がCooler Masterから
2019年1月25日 08:10
「煙突効果」で冷却するCooler Masterのミドルタワーケースが登場、「MasterCase SL600M(MCM-SL600M-SGNN-S00)」が発売された。
店頭価格は税抜き28,800円で、販売ショップはドスパラ秋葉原本店、オリオスペック、ツクモeX.パソコン館。
底面から外気を取り込み熱を上部に排出する「煙突効果」を取り入れたPCケース
MasterCase SL600Mは、本体サイズが幅242×高さ573×奥行き544mmのタワー型PCケース。スチール製のフレーム・右サイドパネル、アルミ製のフロント・トップパネル、強化ガラスの左サイドパネルで構成されており、遮音性の高いパネルデザインにより騒音が外に漏れるのを防ぐとしている。
「チムニーエフェクト(煙突効果)」による冷却機構が特徴で、ボトムに装備した2基のファンで外気を取り込み、ケース内の熱をトップから排出するという。トップには通気性のあるメッシュ部があり、またトップパネルを取り外すことで通気性を上げることができるとのこと。
フロントパネルの上にあるI/O部もユニーク。近接センサーを内蔵することで、手を近付けると4基のUSB Type-Aポートが発光するというギミックを実現している。これにより、暗い場所でもUSBポートが視認しやすいという。I/O部にはUSB 3.1 Gen2 Type-Cポートや、3.5mmのヘッドセットジャック(出力+入力)、マイクジャックも用意されている。
このほか、ストレージ、水冷システムのポンプ/冷却液タンクを装着できるマルチブラケットや、着脱式の拡張カードブラケットも特徴。拡張カードブラケットについては、向きを変えて装着することで、ビデオカードを立てて設置できるようになる(ライザーケーブルは別途用意する必要あり)。
対応マザーボードタイプはATX、microATX、Mini-ITX。なお、E-ATXマザー(基板サイズ12×10.7インチまで)も装着できるが、ケーブルマネジメント機構の一部が使用できなくなるとのこと。ドライブベイはシャドウタイプのみで、3.5/2.5インチドライブ用とSSD用を各4基備える。
ケースファンはボトム200mm×2で、トップへの増設も可能。360mmサイズまでのラジエーターの装着にも対応する(トップ、ボトム)。他のPCパーツの対応サイズは、ビデオカードが長さ318mmまで、CPUクーラーが高さ191mmまで、ATX電源が奥行き200mmまで。
[撮影協力:オリオスペック]