ニュース
NVIDIAの新型GPU「GeForce GTX 1660 Ti」がデビュー、実売35,980円から
GeForce GTX 1060の上位モデル
2019年2月22日 23:00
NVIDIAの新型GPU「GeForce GTX 1660 Ti」を搭載したビデオカードが各社から発売された。22日（金）時点で入荷を確認したのは、GIGABYTE×2モデル、MSI×2モデル、Palit×1モデル、ZOTAC×1モデルで、各社オリジナルの冷却機構を搭載している。
店頭価格は税込35,980～45,200円前後で、販売ショップはドスパラ秋葉原本店、ツクモeX.パソコン館、ツクモパソコン本店、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店、パソコンショップ アーク、ソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館。
最安モデルはショート基板を採用したPalitの「NE6166TS18J9-161F」。
GeForce GTX 1060の上位モデル、搭載メモリはGDDR6 6GB（192bit）
GeForce GTX 1660 TiはGeForce GTX 1060の上位GPU。NVIDIAのGeForceファミリでは前世代となるGeForce GTX 10シリーズの新モデルだが、アーキテクチャはGTX 10シリーズのPascalではなく、現行世代のGeForce RTX 20シリーズと同じTuringが採用されている。製造プロセスは12nm。
ただし、TuringベースのGPUだが、RTX 20シリーズの売りであるリアルタイムレイトレーシングは非対応で、USB Type-Cケーブル1本でVRヘッドマウントディスプレイの接続を実現するVirtualLinkも搭載されない。基本仕様はCUDAコア数が1,536、搭載メモリがGDDR6 6GB（192bit）、映像端子はDisplayPort、HDMI、DVIがサポートされる。
GIGABYTEのGeForce GTX 1660 Ti OC 6G（GV-N166TOC-6GD）は、90mmファン×2で構成された冷却システム「WINDFORCE 2X」を搭載したモデル。動作クロックは1,800MHz、映像端子はDisplayPort×3、HDMI×1。補助電源端子は8ピン×1。
GIGABYTEのGeForce GTX 1660 Ti MINI ITX OC 6G（GV-N1660TIXOC-6GD）は、長さ170mmで、90mmファン×1基を搭載したショートサイズモデル。動作クロックは1,785MHz、映像端子はDisplayPort×3、HDMI×1。補助電源端子は8ピン×1。
MSIのGeForce GTX 1660 Ti GAMING X 6Gは、独自の冷却システム「TWIN FROZR 7」を搭載したモデル。動作クロックはブースト時1,875MHz、映像端子はDisplayPort 1.4×3、HDMI 2.0b×1。最大消費電力は130Wで、補助電源端子は8ピン×1。本体サイズは247×127×46mm。
MSIのGeForce GTX 1660 Ti AERO ITX 6G OCは、ショート基板でシングルファンを搭載したモデル。動作クロックはブースト時1,830MHz、映像端子はDisplayPort 1.4×1、HDMI 2.0b×1、Dual-Link DVI-D×1。最大消費電力は120Wで、補助電源端子は8ピン×1。本体サイズは178×126×41mm。
ZOTAC GAMING GeForce GTX 1660 Ti 6GB GDDR6（ZT-T16610F-10L）は、ショート基板に70mmと80mmファンを各1基搭載したモデル。動作クロックはブースト時1,770MHz、映像端子はDisplayPort 1.4×3、HDMI 2.0b×1。最大消費電力は120Wで、補助電源端子は8ピン×1。本体サイズは173.4×111.15×35.3mm。
[撮影協力:ドスパラ秋葉原本店とパソコン工房 秋葉原BUYMORE店とツクモパソコン本店とツクモeX.パソコン館とパソコンショップ アーク]