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Razerのゲーム向け無線LANルーター「Sila」が発売、メッシュ対応

 Razerからメッシュ対応のゲーム向け無線LANルーター「Sila」が登場、ツクモeX.パソコン館地下1階のRAZERSTORE×TSUKUMOで販売がスタートした。国内では同フロア限定で販売されるという。店頭価格は税抜き39,800円。

ゲーム向けを謳うメッシュルーター、最高1,734Mbps+866Mbpsのデータ転送速度に対応

 SilaはIEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LANルーター。本体に9つの工業用アンテナを内蔵し、トライバンドでの通信が可能としており、5GHz帯の11acでは最高1,734Mbps+866Mbps、2.4GHz帯の11nでは最高400Mbpsのデータ転送速度に対応するとしている。

 複数のSilaを設置してメッシュネットワークを構築し、無線で通信できる範囲を広げることも可能。一度に3台まで設置することができ、その場合は最大9,000平方フィートの範囲をカバーするという。

 また、ゲームのアプリケーションやデバイスに対して、帯域幅を優先的に割り当てるという「FasTrack エンジン」も搭載されている。Nintendo SwitchやPlayStation 4、Xbox Oneなどのゲーム機の間で、どれを優先させるかを設定することもできるとのこと。

 上記のほか、無線LANで自動的に最適なチャンネルに切り替えて混雑を回避するという「マルチチャンネル ZeroWait DFS」技術を搭載する点や、各アプリケーション・デバイスの優先度の設定などが行なえるAndroid/iOS対応アプリを用意する点も特徴。

 本体のサイズは217×175×42.5mm。重量は890g。有線端子はGigabit WAN×1、Gigabit LAN×3、USB 2.0×1、USB 3.0×1。上面にはRazerの“トリプルヘッドスネーク”のロゴがあり、インターネットへの接続状態などを色で示すインジケーターとして機能する。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館]