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名古屋でPS4/PCのSSD換装イベントをMicronが実施、M.2 SSD用ヒートシンクの効果も紹介
会場は満員御礼、改造バカも登壇
2019年7月11日 06:30
PS4とPSのSSD換装実演イベント『マイクロンSSD、DRAM換装イベントin名古屋「HDDのSSD換装でゲームもアプリも高速化!」』が6日に開催された。
場所はツクモ名古屋1号店が入居する第一アメ横ビルの4階 第3会議室で、当日はジャンルを分けて3セッション行われたが、常に満員状態だった。
イベントでは、テクニカルライターの芹沢正芳氏と改造バカこと髙橋敏也氏の二人が講師をつとめ、ストレージをSSDに換装するメリットや、実際の換装手順など、実演形式で解説が行われた。
製品としてのバラツキが少ないのがCrucialの特徴、「ハズレが無い」Micronの製品
イベントは棚橋氏の製品紹介からスタート。Micronの歴史や、CrucialブランドとBallistixブランドの現行製品の紹介が行われた。
また、Crucialの製品の強みとして、工業製品としてクオリティにバラツキがなく、だれが使用しても同じ速度が出るように、「速度などの性能だけでなく、製品としてハズレが無いのがブランドの特徴」と、安心して購入できる品質の高さも強調された。
PS4のストレージをSSDに換装、SSDを外付けにした場合の効果も紹介
製品紹介に続き、芹沢氏と髙橋氏によるPS4のストレージ換装の解説が行われた。
PS4の内蔵ストレージをHDDからSSDに変更した際の効果と、SSDを外付けにした際、どの程度ゲームのロード時間が高速化されるのかを解説。内蔵、外付け問わず、SSDを使用することで高速化される点と合わせ、内蔵ストレージをSSDにした方がSSDを外付けで使用するよりも若干高速となる点も紹介された。
SSDの換装手順に関しては、実際に実演しながら解説が行われた。また、実際にHDDの時とSSDに換装した場合にどの程度ロード時間が短縮されるのかの実演も行われた。
ノートPCのSSD換装手順も紹介、合わせてWindows 10への乗り換えとメモリ増設もお勧め
ノートPCのSSD換装セッションは、PS4のセッションに引き続き芹沢氏と髙橋氏が担当。
HDDに記録されているデータをSSDにクローニングする手順が開設され、HDDからSSDへ乗せ換える手順は実際に会場で実演された。また、SSDの感想と合わせ、メモリの増設とWindows 10への乗り換えも併せて行うことがお勧めされていた。
CrucialのNVMe SSD「P1」の解説も、NVMe SSDの特徴もおさらい
最後のセッションではNVMe SSDの全般的な解説と、CrucialのM.2 NVMe SSD「P1」の解説が行われた。
NVMe SSDは発熱が大きいことが知られているが、会場ではP1にヒートシンクを搭載した際にどの程度温度が下がるのかも実演。マザーボード側にM.2 SSD用ヒートシンクが無い場合は、ヒートシンクを別途購入して使用することが推奨されていた。
[製作協力:Micron]