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2,800円の格安AIカメラ「M5StickV」が発売、在庫はごく少量
2019年7月22日 00:05
スピーカーやLCDスクリーンを備えたAIカメラ開発ボード
これは、デュアルコアの64 bit RISC-Vプロセッサやニューラルネットワークプロセッサ(KPU)などで構成されたKendryte社の「K210」を搭載したAIカメラ。低コストかつ高いエネルギー効率で画像処理を行うことができるという。
製品情報によると、今回のモデルは他のK210開発ボードと比較して、スピーカー、LCDスクリーン、ジャイロスコープなど多くの機能を搭載しているほか、GROVE互換コネクタによる機能拡張もできるという。
K210用のMicroPython環境「MaixPy」での開発が可能で、アプリケーション例として、顔認識や物体の検出/分類、目標のサイズと座標をリアルタイムで取得、などが挙げられている。
なお、販売しているスイッチサイエンスによると、他のM5Stack製品とは異なり、通信機能を内蔵した「ESP32」は搭載していないという。
(2020/10/14 19:00更新)記事初出時、スイッチサイエンスの製品情報を元にマイクを搭載していると記載しておりましたが、後日、「デザインの欠陥とソフトウェアの互換性の問題により、マイク機能は利用できない」とスイッチサイエンスからアナウンスがされたため、該当の箇所を修正しました。なお、2020年3月以降に生産されたモデルについては、「マイクを搭載している」とされています。
[撮影協力:ツクモパソコン本店II]