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iPhone 11シリーズの香港版が入荷、最上位は実売23万円

物理的にSIMカードを2枚装着可能

 Appleの最新スマートフォン「iPhone 11」シリーズの海外版が、イオシス各店で販売中だ。

 同店が海外から直輸入した香港向けモデルで、iPhone 11 Pro Max(64GB/256GB/512GB)、iPhone 11 Pro(64GB/256GB/512GB)、iPhone 11(64GB/128GB/256GB)の3モデルが入荷しており、店頭価格(以下、税込表記)は順に164,800円~228,800円、149,800円~209,800円、104,800円~134,800円。

 本体カラーはiPhone 11 Pro MaxとProがスペースグレイ/シルバー/ゴールド/ミッドナイトグリーンの4色、iPhone 11がブラック/ホワイト/レッド/イエロー/パープル/グリーンの6色。なお、25日(水)時点で一部カラーは売り切れ。

SIMカードを2枚搭載できる香港版の「iPhone 11」シリーズ

 iPhone 11シリーズは、第3世代のニューラルエンジンを搭載した「A13 Bionicチップ」を備えたスマートフォン。A13 Bionicチップは、前モデルであるiPhone Xs Max/Xs/XRに搭載されていたA12 Bionicチップよりも処理能力が最大で20%高速になっているほか、バッテリー消費も抑えられているという。

 今回入荷した香港向けモデルは、国内向けモデルと異なり、「物理的なSIMカードを2枚挿すことができる」(同店)という点が特徴。ちなみに、国内向けモデルもデュアルSIMの仕様だが、こちらはnanoSIM+eSIMという構成になっており、物理的なSIMカードは1枚しか入らないようになっている。

 同店によると、対応するネットワークはFDD-LTEがバンド1/2/3/4/5/7/8/12/13/14/17/18/19/20/25/26/29/30/66/71、TD-LTEがバンド34/38/39/40/41/46/48など。国内での利用の可否は不明。

香港版は物理的にSIMカードを2枚挿すことができるという
iPhone 11 Pro Max 香港版のパッケージ
512GBモデルは税込228,800円

 SIMカードの構成が異なる以外は国内向けモデルと基本仕様は共通で、最新のiOS 13を搭載するほか、無線規格はWi-Fi 6に対応している。そのほか、Bluetooth 5.0、NFC、Face ID(顔認証)などを備える。

 iPhone 11 Pro Maxの主な仕様は、搭載ディスプレイが6.5インチ有機EL(Super Retina XDR)、解像度が2,688×1,242ドット、背面カメラが1,200万画素×3(超広角+広角+望遠)のトリプルレンズ仕様など。筐体はテクスチャードマットガラス+ステンレススチールボディで、サイズは高さ158.0×幅77.8×厚さ8.1mm、重量は226g。

 iPhone 11 Proの主な仕様は、搭載ディスプレイが5.8インチ有機EL(Super Retina XDR)、解像度が2,436×1,125ドット、背面カメラが1,200万画素×3(超広角+広角+望遠)のトリプルレンズ仕様など。筐体はテクスチャードマットガラス+ステンレススチールボディで、サイズは高さ144.0×幅71.4×厚さ8.1mm、重量は188g。

 iPhone 11の主な仕様は、搭載ディスプレイが6.1インチIPS液晶(Liquid Retina HD)、解像度が1,792×828ドット、背面カメラが1,200万画素×2(超広角+広角)のデュアルレンズ仕様など。筐体はガラス+アルミニウムボディで、サイズは高さ150.9×幅75.7×厚さ8.3mm、重量は194g。

iPhone 11 Pro 香港版
iPhone 11 香港版

[撮影協力:イオシス アキバ中央通店]