プライベートなデータ保存に役立つ暗号化HDDケースが玄人志向から

　プライベートなデータの保存に役立つ暗号化機能付きの外付けHDDケースが玄人志向から登場、「GW2.5-FEU3」が発売された。

　店頭価格は税抜き5,280円。販売ショップはドスパラ秋葉原本店、パソコンショップ アーク、ツクモパソコン本店II、ツクモeX.パソコン館。

自動ハードウェア暗号化機能付きの外付けHDDケース

　これは、2.5インチSATA HDDまたはSSDを1台内蔵できるUSB 3.2 Gen1接続の外付けケース。上部に指紋センサーを備えており、専用アプリから指紋を登録することで、ロック解除できるユーザーだけがデータを扱えるようになる。また、データには自動的にハードウェアによるAES256bitの暗号化が施されるため、ケースからストレージを取り出して別のPCにつないでも、内部データは読み出すことができないという。なお、暗号化せずに使用することはできない点には注意が必要。

　主な仕様は、本体サイズが120×78×17mm、重量が約100g。内蔵可能なストレージは、2.5インチのSATA HDDまたはSSDで、9.5mm/7mm厚のモデルとなっている。

　対応OSはWindows 10/8.1/7（32bit/64bit）。付属の専用アプリでは指紋登録のほか、パスワード設定・変更やロック解除、データ初期化（ExFAT）を行うことができ、指紋は最大8種類まで登録が可能。なお、本製品が故障した場合は、ケースを修理・交換し、専用アプリからパスワード認証してロックを解除、指紋の再登録を行うことでストレージ内のデータを継続して読み出すことができる。

[撮影協力:ドスパラ秋葉原本店]