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iPhoneやPCの映像をワイヤレスで表示できる「QuattroPod Standard」、4K映像や4画面表示にも対応

QuattroPod Standard

 4K映像を11ac無線LANで伝送できる送受信機セット「QuattroPod Standard(AMU-WW-QPS)」の取り扱いがAmuletで始まった。価格は税込121,000円。メーカーはWinnerWave。

4K映像のワイヤレス伝送に対応、受信機×1台と送信機×2台セット

 QuattroPod Standardは、PCやスマートフォンなどの端末の映像をワイヤレスで伝送し、ディスプレイなどに出力するためのシステム。4K映像に対応しているのが特徴で、3,840×2,160ドットでは30fpsで、4,096×2,160ドットでは24fpsで出力できるという。

離れた場所からディスプレイに映像を送信

 製品は、映像を入力する送信機(2台)と、映像を出力する受信機(1台)とで構成される。送受信機間は11ac無線LAN(5GHz帯)で接続し、また有線LAN(Gigabit Ethernet)でも接続することができる。同社によると、子機を使わずに親機とスマートフォンなどの端末をワイヤレスで接続することも可能だ。

受信機(HDMI出力、Gigabit Ethernet、USB端子を装備)

 端末の制御にも対応するといい、対応ディスプレイ(機器一覧/PDF形式)のタッチセンサーを使ってミラーリングしている端末を操作できるほか、ホストに設定した送信機からディスプレイに投影できる端末を制御できる「ホストコントロール機能」を備えているという。

 また、4台までの端末の映像をディスプレイに分割して表示するという機能も装備する(3台目以降の送信機は追加購入が必要)。

送信機(HDMI、MiniDP、USB、Gigabit Ethernet端子を装備)

 受信機のスペックは、サイズが幅120×奥行き80×高さ25mm、重量が約0.2kg、インタフェースがHDMI 1.4、Gigabit Ethernet(PoE対応、ブリッジ機能対応)、USB Type-A(スマートフォン接続用)、電源入力(5V/1A)。

 送信機のスペックは、サイズが幅80×奥行き80×高さ25mm、重量が約0.15kg、インターフェースが電源入力用USB Type-A、HDMI 1.4、Mini DisplayPort、USB Type-A(スマートフォン・タブレット接続用)、Gigabit Ethernet(PoE対応)。

最大4台の端末画面を同時に表示

 対応OSはAndroid、Chrome OS、iOS、macOS、Windows。AppleデバイスのAirPlayでのミラーリングに対応するほか、Android向けにミラーリング用アプリ「QuattroPod」を提供している。

[撮影協力:Amulet]