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“PCパーツの造形美を楽しむ”ための純国産オープンフレームMini-ITXケースが発売
ビデオカードを“主役"”にすることも可能
2019年11月27日 07:05
Mini-ITXマザーを垂直に設置できる純国産オープンフレーム「オープンフレーム ver.mini-ITX(N-FRAME-ITX)」が長尾製作所から発売された。ライザーケーブルを用意すればビデオカードも垂直設置できる。店頭価格は税抜き9,780円。
PCパーツを剥き出しで搭載するオープンフレームケース
これは、Mini-ITXマザーボードなどのPCパーツを剥き出しで搭載し、動作させるための鉄製フレーム。「PCパーツの造形美を楽しむ」ことが主な目的で、本体の上側のプレートにマザーを垂直に設置して、基板の表面を眺めることができるようになっている。プレート上部には持ち運び用のハンドルもある。
ビデオカードを“主役”にすることも可能。通常はカードを水平に設置するが、別途ライザーケーブル(長さ10cm以上推奨)を用意すれば、カードを垂直にしてマザーボードの手前に設置できる。ただし、厚さ2スロットのカードを垂直設置した場合は、使用できるCPUクーラーの高さは55mmまでになる。
マザーの裏側には水冷クーラーのラジエーターを固定することが可能。ただし、サイズが240mm以上の場合は、一部がねじ止めできないとのこと。
また、「正真正銘の国産品」であることもアピールしており、企画・設計・製造・梱包の全過程を日本国内で行なっているという。
本体の下側には、LED付き電源スイッチのほか、SFX電源ユニットベイや2.5インチベイ(1基)が装備。対応マザータイプはMini-ITX、Mini-DTX。拡張カードスロットは3基。サイズは幅約210×奥行き約150×高さ約315mm(ハンドルを除く)。重量は約1.6kg。
販売ショップはツクモパソコン本店、ツクモeX.パソコン館、オリオスペック。
[撮影協力:ツクモパソコン本店とツクモeX.パソコン館とオリオスペック]