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同じ映像の“ダブル録画”に対応したゲームキャプチャカード「Ragno3」が発売、4K入力対応

Nintendo SwitchやPS4の映像録画にも対応

エアリア Ragno3(SD-PEHDM-P2UHD)

 4K映像の入力に対応したHDMIキャプチャカードの新製品「Ragno3(SD-PEHDM-P2UHD)」がエアリアから発売された。店頭価格は税込16,800円。

1つのソースから2つの動画を同時録画、LowProfileスロットにも対応

 これはHDMIから入力した映像をMP4/AVI形式で録画できるPCI Express x1接続のキャプチャカード。最大4K(2160p/60fps)の映像を入力し、1080p/60fpsで録画することができる。また、HDMI出力端子も備えているので、ゲームをプレイしながら録画することも可能だ。

 ゲーム機の映像録画に関しては、PlayStation 4/4 Proのように本体側にHDCPの解除機能がある機器であれば録画が可能(ただし、重要シーンなどコンテンツによっては解除できない場合あり)だが、PlayStation 3のようにHDCP信号がある機器では録画できない。Nintendo Switchに関しては、「HDCPがかかっていないため、そのまま録画できるが、ファームウェアの更新などでHDCP信号が発せられた場合はキャプチャできなくなる」(同社)という。

 録画ソフトは、付属する「AREA HD Capture」のほかにフリーの「Open Broadcaster Software(OBS)」で動作確認が取れている。付属ソフトを利用した場合は、通常録画のほかに、ソフトを2重起動して1つの映像ソースを異なる解像度で同時に録画する「ダブル録画機能」が利用できるという。ただし、ダブル録画機能については、PCのスペックによっては、利用できない場合もあるので注意が必要。

 対応コーデックはH.264(AAC)、Low Compressed AVI。PCの必要スペックは、CPUがCore i5 2.4GHz以上、メモリが2GB以上、SSD/HDDがSATA II以上、ビデオカード(ビデオメモリ32MB以上)、サウンドカード。LowProfile対応で、スリムPCにも搭載できる。

 販売ショップはツクモeX.パソコン館ツクモパソコン本店パソコンショップ アーク

[撮影協力:ツクモパソコン本店]