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micro:bitや超音波センサーを搭載、タミヤの四輪ロボット組み立てキットが発売

タミヤ マイコンロボット工作セット (ホイールタイプ)

 micro:bitや超音波センサーを搭載する四輪ロボットの組み立てキット「マイコンロボット工作セット (ホイールタイプ)」がタミヤから発売された。micro:bitが付属し、基本走行用プログラムもインストールされている。店頭価格は税抜き7,840円。

micro:bitと超音波センサーを搭載した組み立て式のロボット

 これは、大小4つのゴムタイヤで走行するロボットの組み立てキット。以前発売された「チェーンプログラムロボット工作セット」とは異なる制御システムを用いたもので、今回は教育向けマイコンボードのmicro:bitと超音波センサーが採用されている。

 同梱のmicro:bitには基本的なプログラムが書き込まれており、ロボットが完成したらすぐに動かすことができる。基本プログラムでは、左右のアームと頭部を動かしながら、センサーで障害物を避けて走行するという。

 もちろん自作のプログラムで動作させることも可能。プログラミングには、ブロック状の命令アイコンを組み合わせて行なえるMicrosoft MakeCodeを勧めるとしている。

 また、micro:bitをもう1つ用意して、ロボットを操作するワイヤレスコントローラーにすることができる。必要なパーツは同社のカスタマーサービスでも販売されている。

 プログラムの作成・micro:bitへの書き込みには、Windows PCやMacなどを使用する。なお、タブレット端末やスマートフォンでは正常に行なえない場合があるという。

 完成時のサイズは全長が約185mm、全幅が約138mm、全高が約162mm。接着剤は不要で、ネジ止めとはめ込みだけで組み立てられるとのこと。電源の単3形電池2本は別売り。ただし、ニッケル水素電池は使用してはならないとされているので要注意。

[撮影協力:ツクモパソコン本店II]