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“PCパーツを見て楽しむ”オープンフレームケースにATX/microATXモデルが登場

オープンフレーム ver.ATXとオープンフレーム ver.micro-ATX

 「PCパーツが主役」がコンセプトの長尾製作所製オープンフレームのATX・microATXモデルが登場、「オープンフレーム ver.ATX(N-FRAME-ATX)」と「オープンフレーム ver.micro-ATX(N-FRAME-MATX)」が発売された。

 店頭価格はATXモデルが税込15,950円、microATXモデルが税込14,960円。

PCパーツを見て楽しむオープンフレームケース、水冷クーラーも取り付け可能

 これらは、マザーボードなどのPCパーツを剥き出しで搭載し、動作させるための鉄製フレーム。2019年11月に登場したMini-ITXモデル「オープンフレーム ver.mini-ITX(N-FRAME-ITX)」のバリエーションで、より大型のATX・microATXマザーを搭載することができる。

 「PCパーツの造形美を楽しむ」ことを主な目的としており、本体の上側のプレートにマザーを垂直に設置して、基板の表面を眺めることができるようになっている。プレートの上部にハンドルがあり、持ち運べるのも便利だ。

 ビデオカードを“主役”にすることも可能で、別途ライザーケーブルを用意すれば、マザーボードより前にカードを垂直に設置することができる。ただし、microATXモデルの場合は、カードがCPUソケットの位置と重なるため、使用できるCPUクーラーの高さが90mmまでに制限される(厚さ2スロット分のカードの場合)。

 ATXモデルのサイズは幅約282.5×奥行き約190×高さ約450mm(ハンドルを除く)、重量は約2.9kg、拡張カードスロットは8基、対応マザーボードはATX、microATX、Mini-DTX、Mini-ITX。

 microATXモデルのサイズは幅約282.5×奥行き約190×高さ約390mm(ハンドルを除く)、重量は約2.6kg、拡張カードスロットは5基、対応マザーボードはmicroATX、Mini-DTX、Mini-ITX。

 ドライブベイなどの仕様はATX・microATXモデルで共通。ドライブベイは2.5インチ×2、3.5インチ×1、ラジエーターの対応サイズは120mm/140mm/240mm/280mm/360mm、ATX電源の対応サイズは奥行き約220mmまで。

[取材協力:ツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館オリオスペックパソコンショップ アーク]