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DisplayPortの“電源オフ問題”を回避するアダプタに新モデル、動作モード切替スイッチが追加

(1/25 20:25更新)売り切れを確認
DPHPDMA version.3

 DisplayPortのホットプラグ状態を維持するというアダプタに新モデルが登場、「DPHPDMA version.3」が家電のケンちゃんに入荷した。

 サークル「TRKS」によるいわゆる同人ハードウェアで、店頭価格は税抜き4,133円(税込4,546円)。なお、25日(土)時点で売り切れており、同店によると「次回入荷の予定はあるが時期は未定」とのこと。

ディスプレイの電源がオフになってもDisplayPortのホットプラグ状態を維持するアダプタ

 DPHPDMA version.3は、DisplayPortのオス端子とメス端子を備えたアダプタ。ビデオカードとディスプレイとの間に接続することで、ディスプレイの電源がオフになってもDisplayPortのホットプラグ状態が維持されるようになるというもの。

 2018年4月に発売された「DPHPDMA version.2」の後継モデルで、従来モデルとの主な違いは基板上に動作モード変更スイッチが追加された点。従来モデルでは動作モードを変更する際ははんだ付け作業が必要だったが、今回のモデルでは背面のスイッチを切り替えるだけで変更ができるという。

 動作モードについては、ディスプレイから送られるホットプラグ検出のプラグイベントをIRQイベントに変換し再送信するという「FAKEモード」と、ホットプラグ検出のイベントを無効にしホットプラグ検出アサート状態を保つという「FORCEモード」に対応している。

 なお、従来モデルはケースが付いていたが、今回のモデルでは無くなり、本体保護のための熱圧縮チューブが付属している。

[取材協力:家電のケンちゃん]