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高さ47mmの小型PC向けクーラー「Black Ridge」が入荷、Intel「LGA1200」にも対応
2020年3月31日 08:05
高さ47mmのMini-ITX向けCPUクーラー「Black Ridge」がオリオスペックに入荷した。ファンの換装で冷却重視に変更できるのも特徴。メーカーは独Alpenfohn。
店頭価格は税抜き7,800円。
フィンと冷却ヘッドとの間に厚さ15mmの92mmファンを配置、120mmファンの搭載も可能
Black Ridgeは高さ47×幅120×奥行き140mmのCPUクーラー。Mini-ITXケース「A4-SFX」のメーカーである独DAN Casesとの協力で製作したというもので、Mini-ITXのケースやマザーボードと組み合わせた時に、パーツと干渉しないようにデザインされている。
本体は、上部のフィンと下部の冷却ヘッドとを6本のヒートパイプでつなぎ、フィンと冷却ヘッドとの間に厚さ15mmの92mmファンを配置するという構造。これにより、全体の高さを抑つつフィンの下にスペースを作り、メモリモジュール(高さ33mmまで)と接触するのを防いでいる。
ファンを120mmサイズに交換することで「Perfomance Mode」に変更できるのも特徴。メモリのスペースは小さくなるが(VLPのみ対応)、全体の高さを47mmに維持して冷却性能を上げることができる。
フィンの上に厚さ25mmの120mmファンを取り付ける「Overclocking Mode」も可能。この場合は全体の高さが72mmに増えるが、メモリのスペース(高さ33mmまで)を確保しつつ、より冷却性能を高めることができる。
対応CPUソケットはLGA1150/1151/1155/1156、Socket AM4。Webサイトの製品情報では、次期CPUソケットの「LGA1200」にも対応するとされている。ファンを含む重量は438g。対応TDPは95W。ファンの回転数は800~2,800rpm、ノイズレベルは14~37.6dB。
[取材協力:オリオスペック]