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9,980円の「Ryzen 5 1600(AF)」が発売、6コア/12スレッドでCPUクーラー付き

Ryzen 5 1600(AF)

 Zen+アーキテクチャを採用した6コア/12スレッドのAMD製CPU「Ryzen 5 1600(AF)」が発売された。付属CPUクーラーも変更されている。

 店頭価格は税抜き9,980円(税込10,978円)。

製造プロセスが12nmになったRyzen 5 1600、CPUクーラーも変更

 Ryzen 5 1600(AF)はSocket AM4に対応したデスクトップPC向けCPU。2017年4月に発売された「Ryzen 5 1600」のマイナーチェンジ版で、製造プロセスが14nm(第1世代「Zen」コア)から12nm(第2世代「Zen+」コア)になったほか、付属のCPUクーラーが変更された。

 CPUクーラーには、従来の「Wraith Spire」に代わり「Wraith Stealth」が採用されている。円形のファンとヒートシンクとを組み合わせたデザインは両者同じだが、Wraith Stealthのほうが薄型でコンパクトなので、スリムなPCケースを使う時などにメリットがありそうだ。

 コア/スレッド数やクロック、対応メモリ、TDPなどのスペックに変更は無い。PCIeインターフェイスのバージョンも3.0のままなので、PCIe 4.0に対応した拡張カードやSSDなどと組み合わせる際は要注意。

。なお、パッケージ表記やヒートスプレッダに刻印されている製品名は「Ryzen 5 1600」のままだが、OPNは「YD1600BBM6IAE」から「YD1600BBM6IAF」(製品シールの表記は「YD1600BBAFBOX」)に変わっている。

 主なスペックは、6コア/12スレッド、ベースクロック3.2GHz、ブーストクロック3.6GHz、L2キャッシュ容量3MB、L3キャッシュ容量16MB、対応メモリDDR4-2667(2チャネル)、デフォルトTDP/TDP 65W。GPU機能は無いため、利用時は別途ビデオカードが必要。

[取材協力:ツクモeX.パソコン館パソコン工房 秋葉原BUYMORE店ソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館]