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ASRockから発売のZ490マザーは計8製品、一部はPCI Express 4.0に独自対応

 ASRockからはIntel Z490チップセット搭載マザーボード計8製品が発売。

 同社のZ490シリーズマザーボードでは、フラッグシップモデルとしてオーバークロッカーやハイスペック志向のユーザー向けの「Z490 Taichi」と「Z490 PG Velocita」の2つが用意。いずれも、Comet Lake-Sの最上位であるCore i9ファミリのKシリーズモデルを、最大限に活用できるよう設計したという製品だ。

 2製品では、Dr.MOSの最新版や2オンス銅箔基板を採用することで、VRMの変換効率で最大95%を実現したといい、CPUに高効率で電源を供給できることをアピール。また、温度に応じて回転数が増減するファンを装備することでVRMの温度を下げ、安定性を確保するという。

 このほか、「Extreme」、「Steel Legend」、「Phantom Gaming」、「Pro」といったモデルが用意されている。小型マザーとしては、microATXタイプの「Z490M Pro4」、Mini-ITXタイプの「Z490M-ITX/ac」を用意。

 Z490 Taichi/PG Velocita、Steel Legend、Extremeといった製品でPCIe 4.0がサポートされているのもトピック。これらのマザーでは独自にベースクロックジェネレーターを搭載し、PCIe 4.0対応の拡張カードスロットやM.2 SSDソケットを実現。Comet Lake-SはPCIe 4.0には対応していないが、PCIe 4.0に対応した次世代CPUが登場した後も使用できるという。

 5月末にはMini-ITXマザーながらThunderbolt 3や2.5GbE LAN、Wi-Fi 6を搭載するなど機能が充実した「Z490 Phantom Gaming-ITX/TB3」も発売予定。なお、全世界で999枚という数量限定販売の水冷システム対応モデル「Z490 AQUA」も発表されており、近く発売されると見られる。

【ASRock Z490マザーボードのラインナップ】

フラッグシップモデルほかATXマザーボード
 ・Z490 Taichi
 ・Z490 PG Velocita
 ・Z490 Extreme4
 ・Z490 Steel Legend

その他ATXや小型マザーボード
 ・Z490 Pro4
 ・Z490 Phantom Gaming 4/2.5G
 ・Z490M Pro4
 ・Z490M-ITX/ac