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AIで人を検知するネットワークカメラ「ieCame」がラトックから、環境別に3モデル
2020年6月17日 11:00
AIが人を検知してプッシュ通知するという防犯・監視向きのネットワークカメラ「ieCame」がラトックシステムから発売された。ラインナップはスタンダードモデル(RS-WFCAM1)、パンチルトモデル(RS-WFCAM2)、防水モデル(RS-WFCAM3)の3種類。
店頭価格(以下、税抜き表記)は順に9,800円、10,800円、17,400円。
AIによる人検知機能を備えるネットワークカメラ、赤外線暗視モードも搭載
ieCameはIEEE 802.11n/g/b準拠の無線LANに対応したカメラで、AIを使った人検知機能「リッチ通知機能」を備えているのが特徴。
撮影した映像をクラウド上でチェックし、人を検知した時のみスマートフォンのアプリに画像付きで通知するというもの。物や光などにも反応する動体検知に比べ通知の頻度が低く、人が映っているかどうかを目で見て確認する、といった手間も省ける。
クラウドには検知した1日分の録画データが保存される。有償プラン(月額4.99~14.99ドル)も用意されており、保存期間の延長(最長30日間)や顔識別機能の追加(RS-WFCAM2は非対応)などが可能。
カメラ本体には、microSDカード(最大128GB)への録画機能や、IR LEDを用いた暗視機能などが搭載。マイクとスピーカーも備え、アプリで「声かけ」などが行なえる。
無線LANの対応周波数帯は2.4GHzのみ。電源は付属のUSB ACアダプタで供給する。
RS-WFCAM1の外形寸法は約69×69×107mm、重量は約95gで、壁掛けにも対応する(屋内のみ)。画角は131度。
RS-WFCAM2の外形寸法は約83×83×110mm、重量は約215gで、天井への設置(吊り下げ)にも対応する(屋内のみ)。パン・チルト範囲は水平355度、垂直95度。画角は109度。
RS-WFCAM3の外形寸法は約92×57×99mm、重量は約230g。IP65準拠の防水性能を備え、屋外にも設置できる(ケーブル・ACアダプタは非防水)。固定方法は壁掛けのみ。画角は129度。
[取材協力:ツクモパソコン本店II]