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「Razer Blade」の新モデルが計10製品、薄型やQuadro搭載など

Razer Blade Stealth 13

 Razerから13.3型ゲーミングノートPC「Razer Blade Stealth 13」および15.6型ゲーミングノートPC「Razer Blade 15」の新モデルが発売された。

 Razer Blade Stealth 13は搭載ディスプレイの違いで2モデル、Razer Blade 15は搭載CPUやGPUなどの違いで計8モデルが発売されている。

Razer Blade Stealth 13

 Razer Blade Stealth 13は、13.3インチサイズの薄型ゲーミングノートPC。

 ラインアップは4K(3,840×2,160ドット)/60Hz液晶搭載の「GTX 4Kモデル(RZ09-03102J52-R3J1)」とフルHD(1,920×1,080ドット)/120Hz液晶搭載の「GTX 120Hzモデル(RZ09-03102J22-R3J1)」の2種類で、店頭価格は順に税抜き238,909円、税抜き217,091円。

Razer Blade Stealth 13

 2019年に発売されたモデルのマイナーチェンジ品で、搭載GPUがGeForce GTX 1650 Ti Max-Q(4GB GDDR6)にスペックアップしたほか、メモリが3,733MHz駆動のLPDDR4Xになっているなどの違いがある。

 今回発売された2モデルはディスプレイ以外の仕様は共通で、搭載CPUはCore i7-1065G7(4コア/8スレッド)、メモリ容量が16GB、ストレージが512GB NVMe SSD、OSがWindows 10 Home(64bit)。

 搭載デバイス・インターフェイスはWi-Fi 6+Bluetooth 5.1、Thunderbolt 3、USB 3.1 Gen2 Type-C、USB 3.1 Gen1×2、クアッドスピーカー、720p Webカメラ(Windows Hello対応)、音声入出力など。

 バッテリーは53.1Whリチウムイオンで、駆動時間は最大8時間。100W給電対応のType-C ACアダプタが付属する。

 本体サイズは幅304.6×奥行き210×高さ15.3mm、重量はGTX 120Hzモデルが1.41kg、GTX 4Kモデルが1.48kg。

Razer Blade 15 ベースモデル

 Razer Blade 15 ベースモデルは、6コア/HT対応の第10世代Coreプロセッサ「Core i7-10750H」やGeForceビデオカードを搭載した15.6型ノートPC。

 ラインアップは4K有機ELディスプレイ(60Hz)/GeForce RTX 2070 Max-Q/512GB NVMe SSD搭載の「RZ09-03287J72-R3J1」、フルHDディスプレイ(144Hz)/GeForce RTX 2070 Max-Q/512GB NVMe SSD搭載の「RZ09-03287J22-R3J1」、フルHDディスプレイ(144Hz)/GeForce RTX 2060/512GB NVMe SSD搭載の「RZ09-03286J22-R3J1」、フルHDディスプレイ(144Hz)/GeForce GTX 1660 Ti/256GB NVMe SSD搭載の「RZ09-03289J21-R3J1」の4種類で、販売価格(以下、税抜き表記)は順に271,636円、236,182円、212,545円、198,909円。

Razer Blade 15 ベースモデル

 冷却システムには高負荷の環境でも熱を処理できるという特別設計のヒートパイプシステムが採用。また、1000BASE-T LANポートを搭載し、キーボードはRazer Chroma対応で発光色を1,680万色に変更可能。

 そのほかの仕様は共通で、搭載メモリは16GB、OSはWindows 10 Home(64bit)。

 搭載するデバイス・インターフェイスはWi-Fi 6+Bluetooth 5.1、HDMI 2.0b、Thunderbolt 3、USB 3.2 Gen2 Type-C、USB 3.2 Gen2×3、ステレオスピーカー、720p Webカメラなど。

 バッテリーは65Whリチウムイオンで、本体サイズは幅355×奥行き235×高さ19.9mm、重量は2.0kg~2.10kg。

Razer Blade 15 アドバンスドモデル

 Razer Blade 15 アドバンスドモデルは、8コア/HT対応の第10世代Coreプロセッサ「Core i7-10875H」やGeForce RTXビデオカードを搭載した15.6型ノートPC。

 ラインアップは4K有機ELディスプレイ(60Hz/タッチ対応)/GeForce RTX 2080 SUPER Max-Q/1TB NVMe SSD搭載の「RZ09-03305J53-R3J1」、フルHDディスプレイ(300Hz)/GeForce RTX 2080 SUPER Max-Q/1TB NVMe SSD搭載の「RZ09-03305J43-R3J1」、フルHDディスプレイ(300Hz)/GeForce RTX 2070 SUPER Max-Q/512GB NVMe SSD搭載の「RZ09-03304J42-R3J1」の3種類で、販売価格(以下、税抜き表記)は順に399,818円、354,364円、308,909円。

Razer Blade 15 アドバンスドモデル

 冷却システムには最新鋭の熱素材を利用して効率よく放熱するという「ベーパーチャンバー冷却システム」が採用。キーボードはRGB Razer Chromaに対応し、キー単位で発光色を変更可能。また、SDカードリーダーを備える。

 そのほかの仕様は共通で、搭載メモリは16GB、OSはWindows 10 Home(64bit)。

 搭載するデバイス・インターフェイスはWi-Fi 6+Bluetooth 5.1、HDMI 2.0b、Thunderbolt 3(PD 3.0対応)、USB 3.2 Gen2 Type-C(PD 3.0対応)、USB 3.2 Gen2×3、ステレオスピーカー、720p Webカメラ(Windows Hello対応)など。

 バッテリーは80Whリチウムイオンで、本体サイズは幅355×奥行き235×高さ17.8mm、重量は2.07kg~2.2kg。

Razer Blade 15 Studioモデル

 Razer Blade 15 Studioモデルは、8コア/HT対応の第10世代Coreプロセッサ「Core i7-10875H」やQuadro RTX 5000 Studio Editionを搭載した15.6型ノートPC。製品型番は「RZ09-0330QEM3-R3J1」で、販売価格は税抜き499,818円。

Razer Blade 15 Studioモデル

 前述の「Razer Blade 15 アドバンスドモデル」をベースにスペックアップが図られたモデルで、32GBメモリや1TB NVMe SSD(PCIe 3.0 x4接続)、Windows 10 Pro(64bit)を搭載。本体カラーはシルバーで、4K有機EL(60Hz/タッチ対応)ディスプレイを備えている。

 搭載デバイスやインターフェイス、本体サイズなどはアドバンスドモデルと共通。

[取材協力:ツクモeX.パソコン館パソコンショップ アークソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館]