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東芝の16TB HDD「MG08ACA16TE」が入荷、CMR方式でディスクは9枚
2020年6月29日 00:10
容量16TBの東芝デバイス&ストレージ製3.5インチHDD「MG08シリーズ」が登場、SATA 6Gbps対応の「MG08ACA16TE」がツクモパソコン本店IIに入荷した。
暗号機能非搭載の標準タイプで、店頭価格は税抜き53,800円(税込59,180円)。
データセンター向けの大容量HDD、ヘリウム充填などによりディスク9枚の搭載を実現
MG08シリーズは記録方式としてCMR(Conventional Magnetic Recording、従来型磁気記録)を採用した3.5インチHDD。サーバー、ストレージシステム、データセンターなどに向けたニアラインHDDで、ヘリウム充填などによりディスク9枚の搭載を実現し、大容量化したという。
信頼性については、MTTF 250万時間、年間ワークロード550TBといったスペックを謳い、24時間稼働が可能としている。他の主なスペックは、ディスク回転速度7,200rpm、バッファサイズ512MiB、最高データ転送速度262MiB/s、幅101.85×高さ26.1×奥行き147mm、重量720g。
MG08シリーズのインターフェイスはSATA 6Gbps、SAS 12Gbpsの2タイプ。フォーマットは4,096バイト、512バイト(エミュレーション)の2タイプ。標準タイプのほかに、SED(自己暗号機能搭載ドライブ)タイプもあり、16TBモデルだけで計8製品がラインナップされている。
[撮影協力:ツクモパソコン本店IIとツクモeX.パソコン館]