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Windowsベースのアーケード基板「exA-Arcadia」の個人向け販売開始、店頭デモも実施中

exA-Arcadiaの店頭デモ

 Windows 10のシステムをベースにしたアーケードゲーム用プラットフォーム「exA-Arcadia」の個人向け販売が、KVC lab.BEEP 秋葉原店で始まっている。

 メインとなるEXAシステムとカートリッジ式のゲームソフトが用意されており、販売価格(以下、税抜き表記)はシステム本体が250,000円、ゲームソフト1本とのセットが350,000円、ゲームソフト単体が145,000円~175,000円。

 納期は1か月ほど。

Intel CoreやNVIDIA GeForceを搭載したWindows 10ベースのアーケードゲーム用プラットフォーム

 exA-Arcadiaは、ネットワーク接続による従量課金を必要としない買い切り型のアーケードゲーム用プラットフォーム。これまではアミューズメント施設などの企業向けに販売されていたが、今回、個人向けにも販売が開始された。

 システムにはWindows 10をベースにしたものが採用されており、CPUはIntel Core i3-8100、ビデオカードはNVIDIA GeForceシリーズ、メモリはDDR4-2400 8GBを搭載( )。対応する開発環境はUnreal Engine 4、Unity、Game Maker Studioなど。

(7/28 15:20追記)※なお、ショップによると「上記のスペックは以前のバージョンで、今回受注を受け付けているモデルはCPUやビデオカードが上記よりもスペックアップしている」とのこと。

 映像出力端子はHDMIとDVIを備え、4K解像度の液晶ディスプレイや31kHzのブラウン管ディスプレイに出力が可能。I/O端子はJVSで、コンバーターを利用することでJAMMA規格にも対応できるという。

 本体には4つのカートリッジスロットが用意されており、最大4本のゲームを起動可能。

 ゲームタイトルは縦スクロールSTG「アキリアスEXA」、横スクロールSTG「インフィノスEXA」、アクションTPS「風雷の騎士団」、対戦格闘「功夫VS空手道」がラインアップされ、今後、「怒首領蜂最大往生 EXAレーベル」や「平安京エイリアン3671AC(仮)」などのタイトルもリリースが予定されている。

4本のゲームカートリッジを搭載可能
本体側の端子部分
ゲームカートリッジ
端子部分
ゲームにはポスターなども付属

[取材協力:KVC lab.BEEP 秋葉原店]