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ASRockの本格水冷マザー「Z490 AQUA」が発売、専用フィッティングを同梱

全世界999枚限定生産の特別モデル

(8/7 19:37更新)販売スタート。
初出日時 8/3 0:05
オリオスペック向けに用意された「Z490 AQUA」

 全世界999台限定のASRock製Z490マザー「Z490 AQUA」の国内販売が7日(金)に発売された。店頭想定売価は税抜118,000円。

 なお、一部のショップではシリアルに店名をプリントしたオリジナルのロットが展示されている。

本格水冷システム向けのZ490マザーボード、I/Oパネル付近にはOLEDディスプレイを装備

 Z490 AQUAは、Intel Z490チップセットを搭載したE-ATXフォームファクタのLGA1200マザーボードで、水冷システムと接続できるヒートシンクを標準で装備しているのが大きな特徴。

 5月に全世界で999台限定で販売するとアナウンスされていた製品だが、7月31日(金)にようやく日本国内でも販売することが発表された。

 日本に割り当てられる販売数は非公表。製品の展示と、予約の受け付けを行なっているツクモeX.パソコン館は「初回入荷予定数がかなり少ないため、途中で予約の受け付けを終了する可能性がある」としている。

 水冷システムへの対応については、オーバークロック時や高負荷時でもCPUやVRMの発熱を低減するという独自デザインのヒートシンク「AQUA Cooling Armor」を備えるほか、各種フィッティングをセットにした「AQUA Water Cooling Pack」が同梱されている。

 さらに、I/Oパネル部付近にはOLEDディスプレイが装備されており、電圧や温度、ファンスピード、POSTコードなどの各種ステータスを確認することができる。

 また、外部ベースクロックジェネレーターを追加して、PCIe 4.0対応の拡張カードやM.2 SSDなどを搭載できるように設計したといい、次世代CPUが登場した場合に対応できるとしている。

 メモリスロットはDDR4 DIMM×4。拡張カードスロットはPCIe x16×3、PCIe x1×2。主なインターフェイスはHDMI×1、Mini DisplayPort入力×2、USB 3.2 Gen2 Type-C(Thunderbolt 3対応)×2、RJ45×2(10GbE+2.5GbE)。11ax無線LANやBluetooth 5.1も搭載する。

[取材協力:オリオスペックツクモeX.パソコン館パソコン工房 秋葉原BUYMORE店パソコンショップ アーク]