アームスタンド式の31.5型4K液晶「32UN880-B」が発売、LG製

　アームスタンドを装備した31.5インチ4Kディスプレイ「32UN880-B」がLGエレクトロニクス・ジャパンから発売された。天板の厚さが90mm以下のデスクに取り付け可能で、据え置きは非対応。

　販売価格は税込84,419円。

本体を前後にも動かせるアームスタンドを採用した31.5型4Kディスプレイ

　32UN880-BはノングレアタイプのIPSパネル（3,840×2,160ドット）を採用した31.5インチディスプレイ。デスクに据え置く台座タイプのスタンドではなく、ディスプレイを前後にも動かせるアームスタンドを採用しているのが特徴で、ディスプレイを自在に配置して快適な作業環境を作れるとしている。

　スタンドでは伸長/引き込み（0～180mm）やスイベル（左右各280度）、チルト（前後各25度）、高さの上下（0～130mm）、ピボット（90度）といった調節が可能。ケーブルの収納スペースもあり、デスク周りが煩雑になるのを防げる。

　なお、スタンドは、デスクの天板をクランプで挟んで固定する仕組みで、据え置きはできないので注意が必要。対応する天板の厚さは90mm以下。

　10bitカラー対応やDCI-P3カバー率95%といったスペックも売り。ハードウェアキャリブレーションに対応し、別売のセンサーを用いて常に正確な色合いで表示できるとしている。

　また、AMD FreeSyncに対応するほか、映像信号が表示されるまでのタイムラグを抑える「DAS（Dynamic Action Sync）モード」などのゲーム向け機能も搭載されている。

　パネルのスペックは、画素ピッチ0.18159mm、表示色数約10.7億、視野角178度（水平/垂直）、輝度350cd/平方メートル、コントラスト比1,000:1、応答時間5ms（GTG）。

　映像端子はHDMI×2、DisplayPort×1、USB Type-C×1（充電対応、最大60W）。スピーカーやヘッドホン端子（ステレオミニ）、USB 3.0ハブ（2ポート）も備える。

　スタンドを含む外形寸法は幅714×高さ641～771×奥行き407mm、重量は10.3kg。電源は外付け（ACアダプタ）。壁掛けにも対応する（ネジ穴ピッチ100×100mm）。付属品はACアダプタ、HDMIケーブル、USB Type-Cケーブルなど。

[取材協力:パソコン工房 秋葉原BUYMORE店]