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格安AIカメラ「M5StickV」のマイク搭載版が店頭販売中

M5StickV(マイク搭載版)

 低価格なAKカメラ開発ボード「M5StickV」に新モデルが登場、マイク機能を搭載した「M5StickV(マイク搭載版)」がマルツ秋葉原本店で販売中だ。

 店頭価格は税抜き3,520円(税込3,872円)で、販売元はスイッチサイエンス。今回入荷したモデルのSKUは6651。

RISC-Vプロセッサやニューラルネットワークプロセッサを搭載したAIカメラ

 M5StickV(マイク搭載版)は、デュアルコアの64bit RISC-Vプロセッサやニューラルネットワークプロセッサ(KPU)などで構成されたKendryte社の「K210」を搭載したAIカメラ。

 M5StickVは、2019年7月に「SKU:5700」のモデルが発売されたが、当時のモデルはマイク機能が利用できないことが後日判明し、マイク機能が削除された上で販売が継続されていたが、今回の「SKU:6651」モデルでは正式にマイク機能を搭載しているという。なお、旧モデルでも2020年3月以降に生産されたモデルであれば「マイクを搭載している」(スイッチサイエンス)とされている。

 マイク以外の基本仕様は従来モデルと同様で、K210用のMicroPython環境「MaixPy」での開発が可能で、アプリケーション例として、顔認識や物体の検出/分類、目標のサイズと座標をリアルタイムで取得、などが挙げられている。

[取材協力:マルツ秋葉原本店]