ニュース

ファミコン+Raspberry Piで「DOOM」が動作! 驚きの店頭デモが実施中

プログラム処理はRaspberry Piが担当

ファミコン+Raspberry PiでDOOMが動作

 任天堂の8ビットゲーム機「ファミリーコンピューター」(以下、ファミコン)を使ったユニークな動作デモが家電のケンちゃんで実施、FPSの人気獲得に大きく貢献したゲーム「DOOM」がファミコンで動作している。

ゲームのプログラムをラズパイが担当し、映像はファミコンのPPUを介して出力

 このデモは、同人サークル「BAKUTEN工房」が近々頒布を予定している基板「FCカセット基板にラズパイ載っててDOOMがヌルヌル動いちゃうやつ(仮)」の試作品を実機で動作させているというもの。

 海外向けのファミコン(NES)でDOOMを動作させるというプロジェクト「NES DOOM」をベースに、同サークルがファミコン向けにアレンジしたもので、カセットスロットに接続する今回の基板とRaspberry Pi 3 Model A+、開発ボード「FX2LP CY7C68013A USB Development Board」で構成。

 ゲームのプログラム処理はRaspberry Piが担当し、映像はファミコンのPPU(Picture Processing Unit)を介して出力されているという。

FCカセット基板にラズパイ載っててDOOMがヌルヌル動いちゃうやつ(仮)に、Raspberry Pi 3 Model A+とFX2LP CY7C68013Aが接続されている

 現段階では試作品の評価段階とされており、基板の販売時期や価格、販売方法などの詳細は未定。

 店頭デモはしばらくの間は実施するということなので、興味を持たれた方は店頭で確認してほしい。

【NES DOOMカセットを作ってファミコンで動かしてみた(BAKUTENDO)】

[取材協力:家電のケンちゃん]