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AZZAのピラミッド風PCケース「PYRAMID 804」など3モデル発売

(12/5 14:31更新)販売スタート。実機写真を追加。
初出日時 11/30 6:05
PYRAMID 804

 ピラミッドを彷彿とさせる四角錐形状のPCケースが登場、米AZZAの「PYRAMID 804」「PYRAMID 804V」「PYRAMID MINI 806」の3モデルが12月4日(金)に発売された。店頭価格(以下、税抜き表記)は順に35,800円、34,800円、30,800円。

 ツクモeX.パソコン館では「PYRAMID 804」の、ツクモパソコン本店では「PYRAMID MINI 806」のサンプル展示が始まっている。

E-ATXマザーボードまで対応した「PYRAMID 804」「PYRAMID 804V」

 PYRAMID 804/同804Vは、金属フレームや強化ガラスパネルを組み合わせることで、ピラミッドのような外観に仕上げたATXケース。横幅300mmまでのE-ATX/ATX/microATX/Mini-ITXマザーボードや、ATX電源を搭載できる。

内部の様子
背面から見た様子
底面の様子

 上部カバーは上方向に強化ガラスごと取り外しが可能で、内部ベースにマザーボードなどのPCパーツを搭載する構造。内部ベースは上下2層式になっており、上スペースにマザーボードなどの基幹パーツを、下スペースに電源を配置する仕組み。

 I/Oパネル側のガラスパネルは下部が開閉可能で、各種ケーブルを接続可能。

PCパーツを搭載したイメージ
上部カバーは上方向に強化ガラスごと取り外し可能

 両者の主な違いはビデオカードの搭載向きと拡張スロット数で、PYRAMID 804はビデオカードを横置き/スロット数は2つ、804Vは縦置き/スロット数は7つとなる。また、搭載可能なCPUクーラーとビデオカードのサイズも異なり、804はクーラーが高さ80mm/カードが長さ280mmまで、804Vは高さ95mm/長さ300mmまでの対応となる。

 それ以外の基本仕様は共通で、本体サイズは585×490×490mm、重量は14.1kg。搭載ベイは3.5インチ/2.5インチ共用×1、2.5インチ×2。

 トップに発光機能付き120mmファンを1基備え、ボトムに120mmファンを3基搭載可能。フロントインターフェイスはUSB Type-CやUSB 3.0 Type-A、オーディオジャックを備える。

【AZZA Pyramid 804 Innovative case -ATX Mid Tower イメージビデオ(AZZA)】

Mini-ITXマザーボードに対応した小型モデル「PYRAMID MINI 806」

 このほか、前述のPYRAMID 804/同804Vを小型にした「PYRAMID MINI 806」もラインアップ。こちらのモデルは対応マザーボードがMini-ITX、対応電源がSFXまでとなり、本体サイズは435×368×368mmとひと回り小さくなっている。重量は6.3kg。

 内部ベースの下段に電源ユニットとビデオカードを搭載する仕組みで、ビデオカードは最大280mmまでのモデルに対応。拡張スロット数は2つ、搭載ベイは2.5インチ×2。

 フロントインターフェイスはUSB 3.0×1と3.5mmオーディオジャックを備える。

PYRAMID MINI 806
背面から見た様子
店頭POP
【Meet the Pyramid Mini(AZZA)】

[取材協力:ツクモeX.パソコン館ツクモパソコン本店]