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リアのデザインを変更できるLian LiのPCケース「O11 DYNAMIC MINI」
「モジュラーバックパネル」設計を採用
2020年12月11日 00:05
リアのデザインを変更できる「モジュラーバックパネル」設計を採用
O11 DYNAMIC MINIは幅269.5×高さ380×奥行き420mmのPCケース。既存の「O11 DYNAMIC」と同じく、ドイツのオーバークロッカー「Der8auer」と共同で設計したという製品で、リアのデザインを変更できる「モジュラーバックパネル」設計が特徴だ。
同梱パーツの組み合わせにより、拡張カードスロットの構成を7基、5基、3基に変更可能。それぞれでI/Oパネルの開口部の高さが異なり、7基の場合はATX/microATX/Mini-ITXマザーに、5基ではmicroATX/Mini-ITXマザーに、3基ではMini-ITXマザーに、それぞれ対応する。
これにより、用途に応じた細かなカスタマイズを可能にしている。例えば、小型のmicroATX/Mini-ITXマザーを搭載する場合、拡張スロットを7基にしても組み込めるが、5基/3基にすることでトップに空間ができ、ボトム、サイドに加えトップにラジエーターが搭載できるようになる。なお、7基の場合でもトップにファンを搭載することは可能。
また、オプションとして縦型スロットやライザーケーブルを装備したリアパネルが用意されており、これを用いてビデオカードを垂直に設置できる。
重量は8.5kgで、フロントと左サイドには強化ガラスパネルが装備。ドライブベイは3.5インチ×2、2.5インチ×2。ケースファンは非搭載。対応電源タイプはSFX/SFX-L。
ラジエーターの対応サイズは、トップ・ボトムが360mmまで、サイドが280mmまで。他のPCパーツの対応サイズは、ビデオカードが長さ395mmまで、CPUクーラーが高さ170mmまで。
[取材協力:ツクモパソコン本店とツクモeX.パソコン館とオリオスペック]