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電子ペーパー搭載の小型デバイス「M5Paper」、スマホサイズで開発向け

M5Paper

 4.7インチの電子ペーパーを搭載したスマートフォン風の開発デバイス「M5Paper」がマルツ秋葉原本店に入荷した。バッテリーも内蔵されている。販売価格は税抜き8,400円。

縦118×横66×厚さ10mmのプラスチック製ケースに4.7型電子ペーパーを備えた開発向けデバイス

 M5Paperは、Espressif製SoC「ESP32-D0WDQ6-V3」を搭載した開発向けデバイス。スマートフォンのようなデザインで、縦118mm、横66mm、厚さ10mmのプラスチック製ケースにディスプレイとして4.7インチの電子ペーパーが内蔵されている。

 対応する開発環境はArduino、MicroPython、UlFlow。国内向けにM5Paperを販売しているスイッチサイエンスによれば、電子書籍リーダーやスマートホームパネルなどのアプリを開発することを想定しているという。

 ディスプレイのスペックは、解像度540×960ドット、グレースケール16階調、視野角180度、静電容量タッチスクリーン(2点タッチ・ジェスチャーコントロール対応)。

 本体にはバッテリー(1,150mAh)が内蔵。また、磁石が組み込まれており、金属面に固定することができる。

 インターフェイスはUSB Type-C×1、HY2.0-4P×3(Grove端子)、microSDカードスロット×1。電源オン・シャットダウン操作に使える多機能ボタン、リセットボタンも装備している。

 なお、「長時間紫外線にあてると、インク画面に修復不可能なダメージを起こす場合がある」(スイッチサイエンス)ため、注意が必要。

iPhone 8との大きさ比較

[取材協力:マルツ秋葉原本店]