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ドリームキャストのビジュアルメモリをMP3プレイヤーやゲーム機にする改造キット

13日から販売

Visual Memory Consoleを搭載したビジュアルメモリ

 往年のゲーム機「ドリームキャスト」のビジュアルメモリをMP3プレイヤーやゲームコンソールにできるという改造基板「Visual Memory Console」が、13日(土)から家電のケンちゃんで販売予定だ。販売価格は税抜き12,545円(税込13,800円)。

ビジュアルメモリがMP3プレイヤーやゲーム機になる改造キット

 これは、ビジュアルメモリを使ったSMD工房による同人ハードウェア。キットはメイン基板と有機ELディスプレイ、スピーカーなどで構成されており、ビジュアルメモリに標準で搭載されている基板やディスプレイと交換することで、MP3プレイヤーやゲーム機になるという。

 基板の交換にはビジュアルメモリ本体の加工やはんだ付け作業が必要となるが、販売店の家電のケンちゃんは「作業自体は比較的簡単な部類」としている。

 初期の状態ではMP3プレイヤーとして動作するファームウェアが書き込まれており、ゲーム機として動作させるにはファームウェアを書き換える必要がある。キット以外に必要なものはビジュアルメモリ本体、microSDカード、Lipoバッテリー 502535。

 店頭ではファミコンゲーム「キラキラスターナイトDX」をインストールしたデモを実施中。ちなみに「ゲームソフトは作者の許可を得た上でデモを行っている」(同店)とのこと。

 なお、本製品にレトロゲームをインストールするには、レトロゲーム機やゲームソフト、ゲームソフトを転送する環境などが必要になるため、導入の難易度はかなり高いといえる。

[取材協力:家電のケンちゃん]