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MSXを“高音質化”する音源カートリッジ「MSX SOUND ENHANCER」が入荷

MSX SOUND ENHANCER

 MSXを高音質化するという音源カートリッジ「MSX SOUND ENHANCER」を家電のケンちゃんが入荷した。「Lost Technology」ブランドによる同人ハードウェア。完成品と、自身ではんだ付けなどをして組み立てるキット版の取り扱いが始まっている。店頭価格は順に税抜き21,636円、税抜き11,345円。

MSX向けの音源カートリッジ、機種によって異なる音量や音質を改善

 MSX SOUND ENHANCERはレトロPCのMSXに対応した拡張モジュール。カートリッジ用スロットに装着できる基板で、MSXの機種によって異なる音量や音質、「音声特性」を改善するという。本体は「メインボード」と「サブボード」の2つで構成される。

 メインボードにはPSG(YMZ294)とOPLL(YM2413、FM音源)、各音源の音量を調節するボリューム、LINE OUT端子(3.5mmジャック)、音声を疑似ステレオ化するサラウンドプロセッサ(スイッチで機能のON/OFFが可能)などが搭載されている。

 また、外部電源コネクタがあり、別途用意したACアダプタを接続することで「ノイズのないクリーンな音声出力が得られる」という。

 サブボードには、SCC音源カートリッジ用のパススルースロットが搭載。メインボードのPSG・OPLLとSCCのサウンドがミックスされ、LINE OUT端子から出力される。ボリュームでSCCの音量調節も可能。

[取材協力:家電のケンちゃん]