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バッファローのWi-Fi 6対応ルーター「WXR-6000AX12S/D」が入荷、10Gbps対応WAN/LAN装備

WXR-6000AX12S/D

 バッファロー製Wi-Fi 6ルーターの新モデル「WXR-6000AX12S/D」が発売された。10Gbps対応WAN/LANポートも装備している。

特許出願済みというアンテナを搭載したWi-Fiルーター、10Gbps対応WAN/LANポートも装備

 WXR-6000AX12S/Dは、IEEE 802.11ax/ac/n/a/g/b準拠のWi-Fiルーター。5GHz帯と2.4GHz帯の電波を使用した無線通信が可能で、最高転送速度は5GHz帯の11axで4,803Mbps、11acで3,466Mbps、2.4GHz帯の11axで1,147Mbpsなどとされている。

 本体には4本のアンテナが装備。特許出願済みという「デュアルスタックダイポールアンテナ」で、中心を境に先端側が2.4GHz/5GHz帯のデュアルバンドアンテナとして、根元側が5GHz帯のシングルバンドアンテナとして機能するという構造だ。見た目は4本だが、仕様ではアンテナ本数は8とされており、計12ストリーム(5GHz×8、2.4GHz×4)を実現するという。

 また、高速データ転送が可能な10Gbps対応WAN/LANポートが各1基装備されている。同社の実測ではスループットは約9.5Gbpsだったとのこと。

 セキュリティ機能として、Kasperskyの脅威情報を使用してサイバー攻撃などを防ぐ「ネット脅威ブロッカー プレミアム」が搭載。コンテンツフィルターやスマートフォン連携などの「プレミアム機能」が1年間無料で使えるライセンスが付属している(有償でライセンス更新可能)。

 外形寸法(本体のみ)は幅300×高さ195×奥行き75mm、質量は約1,580g。消費電力は最大37.1W。有線インターフェイスはLAN×4(10Gbps×1、1Gbps×3)、WAN×1(10Gbps)、USB 3.1 Gen1 Type-A×1。付属品はスタンド、LANケーブル、ACアダプタなど。

 なお、今回発売を確認したWXR-6000AX12S/Dは「特定販売店向け」とされたモデルで、この他に同じ仕様で型番が異なる「WXR-6000AX12S」がある。

 ※3/9 14:58更新 製品ページを元に、「WXR-6000AX12S/DとWXR-6000AX12Sの仕様には違いがある」と記載しておりましたが、バッファローから「製品ページに誤りがあった」「両製品は同等品で、仕様に違いは無い」という連絡があったため、記事を修正いたしました。

[取材協力:パソコン工房 秋葉原BUYMORE店]