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フリップ筐体の13.4型ゲーミングノート「ROG Flow X13」がデビュー、Ryzen 9搭載

ビックカメラ限定の4Kモデルもあり

ASUS「ROG Flow X13 GV301QH」

 Ryzen 9やGeForce GTX 1650を搭載したASUSのゲーミングノートPC「ROG Flow X13 GV301QH」(以下GV301QH)が発売された。A4用紙サイズのフリップ筐体で、タッチ操作も可能。

 同社が発表しているラインナップは、フルHDディスプレイ(1,920×1,200ドット、120Hz)、16GBメモリ、512GB SSDを搭載した「GV301QH-R9G1650H120」と、4Kディスプレイ(3,840×2,400ドット、60Hz)、32GBメモリ、1TB SSDを搭載した「GV301QH-R9G1650S32G」の2つ。後者は今回未入荷で、4月下旬以降に発売予定。

 上記モデルのほか、ソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館には「ビックカメラオリジナル」(同店)という4Kディスプレイ、16GBメモリ、512GB SSDを組み合わせたモデル「GV301QH-R9G1650BKS」も入荷しており、実機展示も始まっている。

 店頭価格はGV301QH-R9G1650H120が税込199,800円(同店では10%ポイント還元サービスあり)、GV301QH-R9G1650BKSが税込214,800円(同)。

Ryzen 9 5900HSやGeForce GTX 1650を搭載した13.4型ゲーミングノートPC

 GV301QHは、グレアタイプの13.4型液晶ディスプレイやRyzen 9 5900HS(8コア/16スレッド、ベース3GHz/ブースト4.6GHz)、GeForce GTX 1650、PCIe 3.0 x4接続SSD、Windows 10 Home 64bitを搭載したノートPC。

 RyzenプロセッサやGeForce GPU、16GB/32GBメモリを搭載するゲーム向きのスペックと、持ち運びのしやすさが売り。ほぼA4用紙サイズの筐体は質量約1.35kgで、室外での作業にも使用できるとしている。本体サイズは幅299×奥行き222×高さ15.8mm。

 ディスプレイをキーボードの裏側まで開けるフリップ構造の筐体で、キーボードをスタンドにして、モバイルディスプレイのようなスタイルで使える。また、ディスプレイはタッチ入力に対応しており、タブレット感覚でOSやゲームの操作ができる。

 CPUの熱伝導剤にThermal Grizzly製の液体金属グリスを採用しているのも特徴。従来のグリスを使用した場合と比べ、CPUの温度を最高で10度下げる効果があるという。

 他にも、CPU・GPU温度が50度以下の時にファンを停止する“無音動作”機能、冷却システム内のホコリを排出する「Self-Cleaning Cooling System 2.0」機能などが搭載されている。

 キーボードは日本語(86キー)。92万画素Webカメラ、アレイマイク、ステレオスピーカー(1W×2)、指紋認証センサーも搭載する。バッテリーでの動作時間はGV301QH-R9G1650S32Gが約9.1時間、GV301QH-R9G1650H120が約11.4時間。

 インターフェイスはHDMI×1、USB 3.2 Gen2 Type-C×2、USB 3.2 Gen2 Type-A×1、マイク/ヘッドホンコンボジャック×1。USB Type-Cポートは映像出力と本体への給電にも対応する。ワイヤレス機能は11ax無線LANとBluetooth 5.1。

 なお、オプションとしてGeForce RTX 3080/3070を搭載した外付けGPUユニット「ROG XG Mobile GC31」が用意されており、3月下旬以降に発売される予定。インターフェースはPCIe 3.0 x8接続の「ROG XG Mobile」で、GV301QHの左サイドに端子が装備されている。

[取材協力:ソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館]