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本格水冷向けのRadeon RX 6900 XT/6800 XTがPowerColorから、EK製水冷ブロック搭載
2021年3月26日 06:05
本格水冷用の水冷ブロックを標準搭載したPowerColorのRadeon系ビデオカードが2モデル登場、Radeon RX 6900 XT搭載の「Liquid Devil AMD Radeon RX 6900XT 16GB GDDR6(AXRX 6900XT 16GBD6-W2DHC/OC)」と、Radeon RX 6800 XT搭載の「Liquid Devil AMD Radeon RX 6800XT 16GB GDDR6(AXRX 6800XT 16GBD6-W2DHC/OC)」が発売された。
店頭価格はLiquid Devil Radeon RX 6900XTが税込189,200円、Liquid Devil Radeon RX 6800XTが税込141,900円。
EKWB製フルカバーブロック搭載の本格水冷用ビデオカード
これらは、スロベニアの水冷パーツメーカーEK Water Blocks製のフルカバー水冷ブロックを搭載したビデオカード。単体ではクーラーとして機能しないため、使用には別途本格水冷環境が必須となる。
水冷ブロックは、耐食性に優れるニッケルメッキ処理が施された銅製ベースとLEDライティングを透過するアクリルプレートで構成され、冷却性を高めながら“魅せる”組み込みが可能としている。製品内部のRGB LEDは「Devil Zone RGB」ソフトウェアから調整できる。
電源回路は14+2フェーズのDr.Mos採用VRM構成となっており、BIOSスイッチによってより高い性能を引き出す「Unleashモード」と、安定したOC性能を実現する「OCモード」を切り替え可能。
6900 XTモデルの主な仕様は、コアクロックがGame時2,135Mhz、Boost時2,365MHz、メモリは16Gbps動作の16GB GDDR6。
6800 XTモデルの主な仕様は、コアクロックがGame時2,110Mhz、Boost時2,360MHz、メモリは16Gbps動作の16GB GDDR6。
映像出力は共通で、HDMI 2.1、DisplayPort 1.4×2、USB Type-C。補助電源は8ピン×3。
本体サイズは266×162×42mm。パッケージにはクリアやホワイトのクーラント液を着色する「Liquid Devil Dye Pack」が付属する。