NZXTのMini-ITXケース「H1」販売再開、発火問題でリコール対象になったモデル

NZXT「H1」

　昨年12月に「安全に関わる不具合が発生する可能性がある」としてリコール対象となっていたNZXTのPCケース「H1（CAH16WR-B1-JP/CA-H16WR-W1-JP）」だが、26日（水）から販売が再開される。ツクモパソコン本店では、不具合を改善した実機の展示が始まっている。店頭価格は54,780円。

PCIeライザーカードを交換したモデル、在庫が無くなり次第終息に

　H1は水冷CPUクーラーと650W SFX-L電源を搭載したタワー型Mini-ITXケース。2020年4月に発売されたモデルだが、同年12月に発火の恐れがあるとして、リコール対象となっていた。

　今回出荷が始まるのは、不具合の原因だったPCIeライザーケーブルを交換したモデルで、製品パッケージには「ライザーケーブル交換対応済み」というシールが貼られているという。

　なお、国内代理店のタイムリーによると、同型番の製品は「在庫が無くなり次第終息になる」とのこと。

[取材協力:ツクモパソコン本店]