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PCIe 4.0対応のAreca製RAIDカード「ARC-1886」シリーズが店頭入荷

Arecaの「ARC-1886」シリーズ。写真はARC-1886-8X8I

 PCIe Gen4対応のRAIDカードに新モデルが登場、Arecaの「ARC-1886」シリーズがオリオスペックに入荷した。

 内部8ポートタイプ「ARC-1886-8I」と内部16ポートタイプ「ARC-1886-16I」、外部8ポートタイプ「ARC-1886-8X」、内/外8ポート(計16ポート)タイプ「ARC-1886-8X8I」の4種類がラインアップされており、販売価格は順に198,000円、258,500円、198,000円、247,500円。

 このほか、NVMe SSDを6枚装着できる「ARC-1886-6N2II」も入荷している。こちらの価格は206,800円。

SFF-8654/SFF-8644コネクタを搭載した「ARC-1886-8I」「ARC-1886-16I」「ARC-1886-8X」「ARC-1886-8X8I」

 これらは、1.6GHz動作のデュアルコアROC(RAID on Chip)コントローラーやDDR4-2666 8GBオンボードメモリを搭載したPCIe 4.0 x8接続のRAIDカード。SFF-8654またはSFF-8644コネクタを搭載している。

 ストレージインターフェイスは12Gbps SASから6Gbps SATA、PCIe 4.0(NVMe)までサポートし、NVMe SSDについては24台まで接続可能という。対応するRAIDレベルはRAID 0/1/1E(10)/3/5/6/30/50/60、SingleDisk、JBOD。

 カードサイズは4モデルとも共通で、長さ167.65×高さ64.41mm。いずれもLowProfileに対応している。

 なお、「ARC-1886-8I」「ARC-1886-16I」「ARC-1886-8X8I」にはSlim SASケーブルが付属しているという。

NVMe SSDを6枚装着できる「ARC-1886-6N2II」

 ARC-1886-6N2IIは、NVMe対応のM.2スロットを6基備えたPCIe 4.0 x8接続のRAIDカード。

 上記の「ARC-1886-8I」などと同様に1.6GHz動作のデュアルコアROC(RAID on Chip)コントローラーやDDR4-2666 8GBオンボードメモリを備え、対応するRAIDレベルはRAID 0/1/1E(10)/3/5/6/30/50/60、SingleDisk、JBOD。

 また、SATA接続のストレージを接続することで自動でバックアップをする「オートバックアップ機能」を備えているが、現時点ではこの機能は実装されておらず、「今後のファームウェアアップデートで対応予定」(同店)とされている。

[取材協力:オリオスペック]