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スマホでCO2濃度が確認できる「Wi-Fi CO2センサー」がラトックから

Wi-Fi CO2センサー(RS-WFCO2)

 スマートフォンでCO2濃度の監視ができるようになるIoTデバイス「Wi-Fi CO2センサー(RS-WFCO2)」がラトックシステムから発売された。無料クラウドへのデータ蓄積も可能。店頭価格は14,800円。

CO2濃度、温度、湿度をスマホやタブレットで確認できるIoTデバイス

 Wi-Fi CO2センサーは、CO2(二酸化炭素)センサーと無線LAN機能(IEEE 802.11b/g/n、2.4GHz帯)を搭載したIoTデバイス。

 CO2濃度、温度、湿度が計測され、スマートフォンやタブレットで各値を見たり、本体のLEDインジケーターでCO2濃度を確認したりできる。同社は、ひとの呼気で発生するCO2を監視することで、密状態を把握できるとしている。

 Android/iOS対応アプリの「エアミル2W」には、CO2濃度(ppm)などを表示する機能のほかアラート機能が搭載。CO2濃度が指定値を超えた時に、その旨をスマートフォンに通知するもので、換気実施のタイミングなどに利用できる。

 また、計測された値はインターネットを通じてクラウドに蓄積され(最長2年間保存)、CSV形式データとしてダウンロードすることもできる。クラウドの使用料金は同社が負担し、ユーザーは無料で使えるとのこと。

 外形寸法(高さ×幅×奥行き)は約76×76×36mm。重量は約90g。電源端子はMicro USB(5V 1A)。計測可能レンジはCO2が0~5,000ppm、温度が5~60℃、湿度が0~100%。付属品はUSBケーブル、USB-ACアダプタなど。

[取材協力:マルツ秋葉原本店]