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1,000回分のキー操作を記憶可能な「暗記キーボード」、打鍵ヒートマップ機能もあり

暗記キーボード(AZ-66JP)

 ショートカット作成機能や“キー使用頻度”の表示機能を持つ60%キーボードの自作用キット「暗記キーボード(AZ-66JP)」が遊舎工房に入荷した。キーを押した回数を見ることもできる。店頭価格は14,000円。本キットのほかに、CherryMXキースイッチ(66個)や日本語キーキャップセットなどが必要。

1,000回分のキー操作を記憶可能な「暗記ボタン機能」を搭載

 これは、ファンクションキーなどを省いた小型の「60%キーボード」を自作するためのキットで、「暗記ボタン機能」「打鍵ヒートマップ機能」を備えるのが特徴。

 「暗記ボタン機能」は一連のキー操作(押す、離す)を記憶させ、1キーを押すだけでその操作を再現できるというもの。ツールを使わずにショートカットを作ることができるとしている。1,000回分のキー操作を記憶可能。

 「打鍵ヒートマップ機能」は、各キーをどのくらいの頻度で使っているかが分かるというもの。キーの押された頻度を色で示す「ヒートマップ」や押下の総数といった情報を、本体の液晶画面で見ることができる。表示されたQRコードを読み込んで、PCやスマートフォンで情報を見ることも可能。

 なお、キー押下の情報は、リアルタイムではなく30分間隔で残しているとのこと。また、情報を本体に保存することはできないが、今後のファームウェアアップデートで対応する予定という。

 キー配列は日本語(66キー)。採用マイコンはESP32。完成させるにはパーツの追加購入やはんだ付け作業が必要。なお、超小型ワイヤレスキーボードキット「AZ-Macro」と同様のファームウェアを使用しており、Wi-Fiを通じてPCやスマートフォンで設定画面にアクセスできるとのこと。

[取材協力:遊舎工房]