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Willow配列のキーボード自作キット「Ergotonic49」が入荷、手指の自然な動きにフィット

Ergotonic49の組み立て済み店頭サンプル

 非分割タイプながらも左右のキーが離れたレイアウトを採用したキーボード自作キット「Ergotonic49」が、遊舎工房で販売中だ。キースイッチやキーキャップは別売りで、販売価格は12,000円。組み立てにははんだ付け作業が必要となる。

数字行を省いたメカニカルキーボード自作キット、Willow配列を採用

 Ergotonic49は、数字行を省いた40%サイズのメカニカルキーボード自作キット。左右のキーが離れたレイアウトながらも筐体は非分割型で、キー数は最大50キー。キー配列は手指の自然な動きにフィットするという「Willow配列」が採用されており、指を伸ばすと自然にキーがある配列が特徴。

店頭サンプルにはロータリーエンコーダーが1基搭載されている

 キースイッチはCherry MX互換品に対応。また、ホットスワップに対応することで、スイッチの交換は容易となっている。

 このほか、最大で3つのロータリーエンコーダーを搭載することができ、ボリュームやズーム、スクロールなど自由に設定が可能とされている。

店頭サンプルにはアクリルプレートが背面に装着されているが、実際の商品にはFR4素材のプレートが付属するという
店頭サンプルに搭載されているキーキャップはzk_phi氏がDMM.makeで公開している「3D キーキャップセット
店頭POP

 キットにはPCBや各種プレート、ネジ、RGB LED、スイッチソケットなどがセットになっており、別途必要なものとしてProMicro(コンスルー付き)、キースイッチ、キーキャップなどが挙げられている。また、オプションとしてロータリーエンコーダーやアンダーグロー用RGB LEDを搭載可能。

 組み立て後の本体サイズは359×113×10mm。

[取材協力:遊舎工房]