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WDのNVMe SSD「WD Blue SN570」が発売、容量別に3モデル
2021年11月12日 00:01
Western Digitalの廉価NVMe SSDの新製品「WD Blue SN570」(以下SN570)が発売された。容量は250GB(WDS250G3B0C)、500GB(WDS500G3B0C)、1TB(WDS100T3B0C)の3種類。店頭価格は順に6,780円、7,280円、13,080円。
TLC NANDフラッシュ採用の廉価NVMe SSD、シーケンシャルリードは最大3,500MB/s
SN570はTLC NANDフラッシュを採用したNVMe 1.4(PCIe Gen3 x4)対応のM.2 SSD。2020年1月発売の「WD Blue SN550」(以下SN550)に続く製品で、インターフェイスや耐久性などのスペックを据え置く一方、リード・ライト性能を向上させた。
容量は250GB、500GB、1TBの3種類。ちなみに、SN550では発売10ヶ月後に2TBモデルが登場している。
SN570の1TBモデルの性能スペック(最大値)をSN550と比較すると、シーケンシャルリードは2,400MB/s→3,500MB/s、シーケンシャルライトは1,950MB/s→3,000MB/s、ランダムリードは345,000IOPS→460,000IOPS、ランダムライトは385,000IOPS→450,000IOPSと、それぞれ向上している。
フォームファクタはM.2 Type 2280。MTTFは150万時間。耐久性は250GBモデルが150TBW、500GBモデルが300TBW、1TBモデルが600TBW。保証期間は5年間。
バックアップソフト「Acronis True Image for Western Digital」の使用権や、クラウドサービス「Adobe Creative Cloud」の1ヶ月分メンバーシップが付属する。
[取材協力:ツクモパソコン本店IIとツクモeX.パソコン館とパソコン工房 秋葉原BUYMORE店とパソコンショップ アーク]