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2インチ液晶搭載のArduino端末「M5Stack Basic」に新バージョン、IoTスターターキットなども有り

M5Stack Basic V2.6

 オプションモジュールに積み重ねて拡張できる小型Arduinoモジュール「M5Stack Basic」に新バージョンが登場、「M5Stack Basic V2.6」がマルツ秋葉原本店で販売中だ。店頭価格は5,203円。

約5cmの筐体にESP32ベースのSoCを備えたArduinoモジュール

 M5Stack Basicは、ESP32ベースのデュアルコアSoCや2インチカラー液晶を備えたArduinoモジュールの新モデル。本体サイズは54×54×17mm。

 従来モデルからUSBシリアル変換チップが変更されたというモデルで、チップが「CP2104」から「CH9102F」に変更されているという。なお、新チップ採用による転送速度などの変更はないが、接続するPCには新しくドライバーをインストールする必要があるという。

 また、細かな変更点としては電源スイッチが少し大きいサイズになったほか、プラスティックのボタン部分がサイドにツメがある構造になったという。

M5GOやM5Stack Fireの新バージョンも入荷

 このほか、M5Stack本体とすぐに使えるGROVE互換モジュールがセットになった「M5GO IoTスターターキット V2.6」と、PSRAMが搭載された「M5Stack FIRE IoT開発キット(PSRAM) V2.6」も入荷している。販売価格は順に9,845円、6,512円。

 上記のM5Stack Basic同様にUSB変換チップが「CH9102F」に変更されており、こちらも接続するPCに新しくドライバーをインストールする必要があるという。

 このほかに地磁気コンパスセンサーが今回のバージョンでは非搭載になっているという。

[取材協力:マルツ秋葉原本店]