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8インチUMPC「GPD Pocket3」の展示スタート、タブレットスタイルでも利用可能
2021年12月1日 00:05
ディスプレイを裏返してタブレットスタイルで使える8インチUMPC「GPD Pocket3」の展示がハイビーム 秋葉原本店で始まった。天空は2022年1月下旬に発売するとしている。メーカーは中国GPD Technology。
ラインナップは2モデルで、Core i7-1195G7、メモリ16GB、SSD 1TBを搭載した「Ultimate版」と、Pentium Silver N6000、メモリ8GB、SSD 512GBを搭載した「Pro版」。オンラインストア「GPD ダイレクト」の価格は順に146,200円(先行予約価格は131,580円)、86,000円。また、オプションとして2種類のインターフェイス「KVMモジュール」「RC-232Cモジュール」(価格12,500円)が用意されている。
着脱可能なモジュール構造を採用曽田8インチUMPC、重量は約725g
GPD Pocket3は8インチH-IPSディスプレイ(1,920×1,200ドット)やWindows 10 Home 64bitを搭載した小型かつ軽量のノートPC。本体のサイズは約198×137×20mm、重量は約725g。
ディスプレイを水平に回して裏返せる構造で、裏返して折り畳むことでタブレット型端末のように使うことができる。ディスプレイとキーボードとを接続するヒンジ部分は剛性が高いといい、連続して10万回以上操作する耐久試験に合格しているという。
キーボード面の左側には3つのマウスボタンが、右側にはタッチパッドが装備されており、両手で持ってそれぞれを親指で操作することもできる。ディスプレイはタッチ入力(10点タッチまで)とペン入力に対応し、Surfaceペン(Microsoft Pen Protocol 2.0)との互換性があるとしている。ペンは別途用意する。
着脱可能なモジュール構造も特徴。本体奥の側面にあるUSB Type-Aポート部分を取り外して、別売りのインターフェイス「KVMモジュール」「RC-232Cモジュール」を装着することができる。
KVMモジュールにはHDMI入力端子とUSB Type-C端子が装備。デジタルカメラとHDMI接続し、映像のプレビューができるほか、サーバーとHDMI・USB接続してネットワーク管理端末などとして使えるとしている。
RC-232CモジュールにはD-sub 9ピン端子が装備されており、モデムやバーコードプリンタ、スキャナーなどとの接続が可能としている。
インターフェイスはUSB Type-C(Ultimate版はThunderbolt 4、Pro版はUSB 3.2 Gen2)、HDMI、USB 3.2 Gen2 Type-A、2,500Mbps対応LAN、マイク・ヘッドホン端子。指紋センサー、200万画素Webカメラ、スピーカーも搭載する。無線機能はWi-Fi 6とBluetooth 5.0。
バッテリー容量は10,000mAh(38.5Wh)。動作時間については「平均8.5時間のローカルビデオ再生が可能」とされており、またPro版は「普通程度のゲームや作業」で約15時間使用できるという。充電にはUSB Type-C端子を使用する。
付属品は電源アダプタ(20V 2.25A)など。
[取材協力:ハイビーム 秋葉原本店]