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4画面出力のプロ向けビデオカード「NVIDIA RTX A2000」が発売、最大70Wでマイニング向けに人気?

NVIDIA RTX A2000

 NVIDIAのプロ向けビデオカード「NVIDIA RTX A2000」の店頭販売が開始された。菱洋エレクトロが取り扱う「NVRTXA2000 NVBOX」(販売開始済み)とELSAが取り扱う「ENQRA2000-6GER」(3日から販売)がラインアップされており、販売価格は前者が64,460円(売り切れ)、後者が69,300円。

 ちなみに、今回のモデルはワットパフォーマンスの高さから、一部でマイニング向けに注目を集めているらしく、オリオスペックは事前に販売方法をWebサイトで告知。「1グループ1個まで」と購入制限をかけるなど、プロ向け製品としては異例の対応をとっている。

最大消費電力が70Wのプロ向けビデオカード、最高解像度は7,680×4,320ドット

 NVIDIA RTX A2000は、コンテンツ制作や製品設計などを行なうプロフェッショナル ワークステーションに向けたミドルレンジビデオカード。Ampereアーキテクチャを採用したモデルで、第3世代Tensorコアや第2世代RTコアを備え、最大消費電力70Wで動作する。

 主なスペックは、CUDAコアが3,328基、Tensorコアが104基、RTコアが26基、搭載メモリがGDDR6 6GB、接続インターフェイスがPCIe 4.0 x16。映像端子はMini DisplayPort 1.4a×4を備え、出力可能な画面数は最大4画面。解像度は最高7,680×4,320ドット(リフレッシュレート60Hz)。カードは2スロット占有型。

 付属品は、Mini Displayport to DisplayPort変換アダプター、フルハイトATXブラケット、クイックスタートガイドなど。保証期間はいずれも3年。

ELSA扱いのモデル

[取材協力:オリオスペックパソコン工房 秋葉原BUYMORE店]