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Shuttleの小型PC自作キット「DL20N」が発売、Jasper Lake搭載

「Shuttle DL20N」

 TDP 10WのJasper Lakeを搭載したShuttleのファンレスPCキット「DL20N」シリーズが発売された。今回入荷したのはCeleron N4505搭載モデルで、店頭価格は36,850円。

Jasper Lakeを搭載した容量1.3リットルの小型ファンレスPCキット

 DL20Nは開発コード名「Jasper Lake」のIntel Pentium Silver/Celeronプロセッサーを搭載したPC自作キット。Jasper Lakeはモバイル向けの省電力CPUで、DL20Nでは容量が1.3リットルという小型筐体ながらファンレスが実現されている。

 24時間/1週間の連続運用も可能といい、長時間動作させるデジタルサイネージ端末といった用途にも応じるとしている。

 シリーズのラインナップは、Pentium Silver N6005(4コア/4スレッド、最高3.3GHz)搭載モデル、Celeron N5105(4コア/4スレッド、最高2.9GHz)搭載モデル、Celeron N4505(2コア/2スレッド、最高2.9GHz)搭載モデルの3つ。TDPはいずれも10W。

 必要なパーツはメモリ、ストレージ、OS。メモリスロットはDDR4 2933 SO-DIMM×2。ストレージは2.5インチHDD/SSD、SDカード、M.2 SSDが搭載可能。対応OSはWindows 10 64bit、Ubuntu。

 インターフェイスはGigabit LAN、DisplayPort、HDMI、VGA、USB 3.2 Gen2、RS232/RS422/RS485、オーディオ出力端子、マイク端子など。M.2スロットはType 2242/2260/2280(M Key)とType 2230(E Key)が各1基用意されている。無線LAN・Bluetoothは非搭載。

 付属品は電源アダプタ(40W)、VESAブラケットなど。

[取材協力:パソコンショップ アークパソコン工房 秋葉原BUYMORE店]