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フルHDゲーム向けの「Radeon RX 6400」が22日発売、補助電源不要でロープロモデルもあり

ASRock RX6400 CLI 4G

 1080pゲーミング向けの下位GPU「AMD Radeon RX 6400」(以下RX 6400)を搭載したビデオカードが各社から登場、22日(金)11時に発売予定だ。

 当日発売が予定されているのは、ASRock、GIGABYTE、MSI、PowerColor、玄人志向の各モデル。店頭価格は25,280~28,600円前後。

Radeon RX 6000シリーズの最下位モデル、1080p解像度でゲームプレイ

 RX 6400は、RDNA 2アーキテクチャを採用するゲーミングGPU、AMD Radeon RX 6000シリーズの最下位で、1月に登場したAMD Radeon RX 6500 XTの1つ下のモデルだ。

 AMDは1月の発表当初、RX 6400を搭載したビデオカードはOEMやSI(システムインテグレーター)向けで、プレビルドシステム(完成PC)として発売されるとしていたが、今後はカードのみを買うこともできる。

Radeon RX 6400
GIGABYTE GV-R64D6-4GL
GIGABYTE GV-R64EAGLE-4GD

 RX 6400カードでは人気のAAAタイトルやeスポーツタイトルを1080p解像度でプレイできるとしている。消費電力は同シリーズで最も低い53Wで、PCIe 6ピン/8ピンの補助電源コネクタは不要。小型のロープロファイルカードが用意されるのもメリットだ。

玄人志向RD-RX6400-E4GB/LP
GDDR6メモリ4GB搭載
システム要件

 GPUの基本仕様はゲーム周波数2,039MHz、最高ブースト周波数2,321MHz、演算ユニット数12、Ray Accelerator数12、ROP数32、SP数76、テクスチャーユニット数48。搭載メモリはGDDR6 4GBで、低レイテンシーのInfinity Cache(16MB)も搭載される。電源ユニットの推奨容量は350W。

[取材協力:パソコン工房 秋葉原BUYMORE店]