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AMDの最新GPU「Radeon RX 6500 XT」が各社から登場、価格は33,000円から
2022年1月21日 11:00
RDNA 2アーキテクチャを採用したAMDの最廉価モデル「Radeon RX 6500 XT」を搭載したビデオカードが登場。ASRock、ASUS、GIGABYTE、PowerColor、SAPPHIREの各モデルが各ショップに入荷している。店頭価格は33,000~37,400円。最安モデルはPowerColor「AXRX 6500XT 4GBD6-DH/OC」。
Radeon 6000シリーズのローエンドモデル、映像端子は2系統
Radeon RX 6500 XTは、AMD RDNA 2アーキテクチャGPUであるRadeon 6000シリーズのローエンドモデル。同シリーズではRX 6600の1つ下のグレードで、いわゆるAAAタイトルのゲームを1080p解像度でプレイすることをターゲットとしている。
AMDはNVIDIA製GPUのGeForce GTX 1650を競合製品と位置付けており、「Age of Empires IV」「Back 4 Blood」「Call of Duty: Vanguard」「Deathloop」などのゲームにおける性能は、RX 6500 XTの方が最大で35%高いという。
GPU仕様は、ゲーム周波数2,610MHz、ブースト周波数2,815MHz、演算ユニット数16、Ray Accelerator数16、ROP数32、SP数1,024、テクスチャーユニット数64。搭載メモリはGDDR6 4GB。16MBの低レイテンシーキャッシュ「Infinity Cache」も搭載する。
消費電力は107W。電源ユニットの推奨容量は400W。カードサイズは2スロット分。AMDのWebサイトには基板+カバー部分が短い小型カードの画像が掲載されており、ASRockがこれに近いデザインの製品「AMD Radeon RX 6500 XT Challenger ITX 4GB(RX6500XT CLI 4G)」(カード長179mm)を用意している。映像端子はHDMI 2.1とDisplayPort 1.4aの2系統。
[取材協力:ツクモパソコン本店とツクモeX.パソコン館とパソコン工房 秋葉原BUYMORE店とパソコンショップ アークとドスパラ秋葉原本店とソフマップAKIBA パソコン・デジタル館]