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アビー生産工場の独自ブランド「AL mordor」の軽量microATXケースが発売、価格は8,780円

2022年6月15日 00:00

Solar 210SFF

　「AL mordor」ブランドのmicroATXケース「Solar 210SFF」が、コンピューケース・ジャパンから発売された。アルミを使用した本体は約1.2kgと軽量。カラーはシルバー（型番S210SFF-SV）とブラック（型番S210SFF-BK）の2種類で、店頭価格は8,780円。

　同社はAL mordorについて「アビーPCケースの海外生産工場のオリジナルブランド」と説明している。

microATXマザーボードとATX電源に対応したコンパクトなPCケース

　Solar 210SFFはmicroATXマザーボードとATX電源ユニットに対応したコンパクトなPCケース。幅210×高さ280×奥行き235mmと、一般的なタワー型ケースより奥行きが短く、机上などスペースが限られる場所への設置に向きそうだ。

　フロント、サイド、トップのパネルなどの主素材にはアルミ合金が採用。表面にはアルマイト処理、艶消し加工に加え腐食防止加工を施しており、汗ばんだ手で触れても問題ないという。本体重量が約1.2kgと軽いのもメリットだ。

　部品加工が高精度であることもAL mordorの売りという。スムーズに切り出された部品にはバリが無く、組み立て時に手を切る心配が無いとしている。

　対応マザータイプはmicroATX、Mini-ITX。ドライブベイは3.5インチ×2、2.5インチ×4。ケースファンは非搭載で、フロントとボトムにファンを1基ずつ搭載できる。ただし、ドライブとファンとでスペースを共有しており、搭載できるのはどちらか一方。

　拡張カードスロットは3基。PCパーツの対応サイズは、ビデオカードが長さ230mmまで、CPUクーラーが高さ85mmまで、電源が奥行き160mmまで。なお、microATXマザーボードを搭載する場合は、「シャーシ前方にある2枚の細長いプレートを外す必要がある」（同社）とのこと。