ニュース

最新ゲームも遊べるハイエンド10.1型UMPC「GPD WIN Max2」の予約スタート

Ryzen 7 6800Uを搭載したハイエンド10.1型UMPC「GPD WIN Max2」
GPD WIN Max2

 ジョイスティックやキーボードを搭載したGPDの10.1インチUMPC「GPD WIN Max2」が天空より国内発売が決定。2022年10月末より出荷予定だ。

 店頭価格は、メモリ16GB/SSD 1TBモデルが167,400円、同LTE搭載モデルが181,400円、32GBメモリ/SSD 2TBモデルが185,900円、同LTE搭載モデルが199,900円。LTEモジュールは単体販売(11,000円)も予定されている。

 秋葉原地区では、ハイビーム 秋葉原本店が予約を受け付けるほか、実機も展示予定。

Ryzen 7 6800U搭載の10.1型UMPC

 GPD Win Max2は、「究極のオールインワンポータブルゲーミングPC」を謳う10.1インチのUMPC。

先代GPD WINとの比較

 CPUにZen3+およびRDNA2アーキテクチャ(Radeon 680M内蔵GPU)を採用した8コア/16スレッドのRyzen 7 6800Uを搭載しており、LPDDR5-6400メモリとPCIe 4.0接続SSDとの組み合わせで、AAAゲームをフルHD解像度で快適に動かせる性能を実現したという。

 ディスプレイは10.1インチ/解像度2,560×1,600ドットのIPS液晶パネルで、DCI-P3カバー率80.2%の色域を確保。10点マルチタッチのほか、4,096段階筆圧検知のペン入力(MPP 2.0)にも対応する。画面占有率90%の挟ベゼル設計で、フットプリントが抑えられているのも特徴。

 内蔵スピーカーは4基で、ウルトラリニアスピーカーと高PSRRインテリジェントパワーアンプの採用で、映画館並みの3Dサラウンドを実現しているとする。

 そのほかの主な仕様は、OSがWindows 11 Home、天空販売品についてはWPS Office 2ライセンスと予約購入でオリジナルケースも付属する。

 実機によるMicrosoft「Forza Horizon 5」の動作では、1,920×1,200表示の画質「中」設定で滑らかな動作を確認できた。なお、GPDでは、同解像度の「高」設定でも54FPS動作を謳っている。

 また、FSR 2.0やRSR 2.0といった超解像技術にも対応し、消費電力を増やさずにFPSを向上させることも可能であるとしている。

 ジョイスティックやボタン部分には磁気固定式の金属製カバーが装着可能。ゲーム時には本体背面に収納することもできる。

 ジョイスティックはホールセンサー式で、従来のポテンショメーター式に比べて耐久性が高く、ドリフト現象を回避できるとのこと。本体後部のトリガーはL2/R2がアナログトリガーになっているほか、ショートカットをマッピングできる背面ボタンも備える。

 そのほか、本体内に6軸ジャイロセンサーを備えており、ジャイロスコープ設定ソフトによる調整やジョイスティック入力への変換なども対応する。デュアル振動モーターも備える。

 インターフェイスはUSB4(Type-C)、USB 3.2 Gen2 Type-C、USB 3.2 Gen1×3、HDMI 2.1、Wi-Fi 6、microSDカードリーダー、UHS-II対応SDカードリーダー、200万画素Webカメラ、指紋リーダー(電源ボタン)、音声入出力など。LTEモジュール搭載時にはLTE通信にも対応する。

 バッテリー容量は67Whで、最大連続動作時間は約14時間。高負荷ゲーム時の目安は約3時間。100WのUSB PD給電対応で、100W充電器もパッケージに付属する。

 サイズは約227×160×23mm、重量は約1,005g。

[取材協力:ハイビーム 秋葉原本店]