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ASRockのX670Eマザーは計5製品、最上位の「X670E Taichi Carrara」は104,980円
2022年9月30日 19:01
ASRockからRyzen 7000シリーズに対応する「X670E」チップセットを搭載したマザーボードが5モデル発売された。
各モデルの価格は、「X670E Taichi Carrara」が104,980円、「X670E Taichi」が99,980円、「X670E Steel Legend」が60,980円、「X670E Pro RS」が56,980円、「X670E PG Lightning」が52,980円。
ASRockのAMD X670Eマザーボードには、8層PCB(プリント基板)や、CPU用電源モジュールのSPS(Smart Power Stage)、寿命が12,000時間以上というニチコン製コンデンサなどが採用。
8層PCBでは、サーバーグレードの低い損失により、優れた信号性能と熱性能を提供するとしている。特に熱性能については、6層PCBのマザーと比較した場合、温度を29℃下げる効果があるといい、MOSFETの温度低下も確認したという。
SPSについては、670E Taichi CarraraとX670E Taichでは24+2+1フェーズで搭載される。同社のX670Eマザーでは最も多いフェーズ数で、CPUへの電源供給を安定化し優れた性能とオーバークロック機能を提供するとしている。
M.2 SSD用のアルミ製ヒートシンクも装備。フィン形状の追加により放熱効果を改善したといい、SSDの性能を高く維持し、かつ安定性を向上させるという。また、X670E TaichiとX670E Taichi Carraraにはファン付きヒートシンク「Blazing M.2 Gen5 Fan Heatsink」が付属する。
他にも、シールドや表面実装を採用することで強度を高めたという「DDR5スチールスロット」、キーボードやマウスといった2つのデバイスの間で通信の混雑が起きないというUSBポート「Lightning Gaming Ports」(X670E Taichi/Taichi Carrara/PG Lightningに搭載)、USBメモリのみでBIOSの更新が行なえる「BIOS Flashback」ボタンなどが搭載されている。
[取材協力:パソコンショップ アークとツクモパソコン本店とTSUKUMO eX.とパソコン工房 秋葉原BUYMORE店とドスパラ秋葉原本店とソフマップAKIBA パソコン・デジタル館]