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フルメッシュ構造のコンパクトPCケース「MESHROOM S」が入荷、4スロット厚カードに対応

MESHROOM S

 4面にメッシュパネルを装備したSunnysideupのPCケース「MESHROOM S」がディラックから発売された。カラーはブラック(SSU-MESH-S-BK-PCI4)、グレー(SSU-MESH-S-GY-PCI4)、ブルー(SSU-MESH-S-BU-PCI4)、グリーン(SSU-MESH-S-GN-PCI4)の4つ。強化ガラスサイドパネルなどのオプションパーツも同時に発売されている。

 店頭価格は28,578円。オリオスペックにはブラックとグレーのモデルが入荷している。

厚さ4スロット分までの拡張カードが搭載できるコンパクトPCケース

 MESHROOM Sは奥行き247×幅167×高さ362mmのタワー型PCケースで、2021年5月に登場したMini-ITXケース「MESHLICIOUS」の後継製品。

 フロント、トップ、左右サイドの4面に通気性の高いメッシュパネルを装備した「フルメッシュ構造」は継承しつつ、ATX/microATXマザーが搭載可能になった点が特徴だ。なお、ATX/microATXマザーで拡張カードを利用する場合は別売りのPCIeライザーカードが必要になる。

 厚さ4スロット分まで、長さ336mmまでのビデオカードを内蔵できるというスペースも用意。また、新たに開発したという着脱式ブラケットにより、280mmサイズまでのラジエーターをフロントとサイドに各1基、計2基搭載できるとしている。

 対応電源タイプはATX、SFX-L、SFX。2.5インチドライブは7基まで搭載可能。2.5インチベイのスペースを用いて3.5インチドライブを2基まで搭載できるとのこと。CPUクーラーの高さ制限は73mm(3スロット使用時)。

 発売されたオプションパーツは、強化ガラスサイドパネル、PCIeライザーケーブル、L字型HDMIケーブル、L字型DisplayPortケーブル、アルミ製フィートの5種類。

 SSU-ACC-MESH-SIDE-TG-WTとSSU-ACC-MESH-SIDE-TG-BKは強化ガラスを使用したサイドパネル。カラーは前者がホワイト、後者がブラック。サイズは奥行き5×幅242×高さ357mm。

 SSU-ACC-PCIE4-14-DR、SSU-ACC-PCIE4-27、SSU-ACC-PCIE4-38-FRはPCIe 4.0対応のライザーケーブル。ケーブルの長さは順に140mm、270mm、380mm。

 SSU-ACC-HDMI-4K60-200-90DとSSU-ACC-HDMI-4K120-200-90DはL字型のHDMIケーブル。対応規格は前者がHDMI 2.0(4K 60Hz、1080P対応)、後者がHDMI 2.1(4K 120Hz、1080P対応)。ケーブル長は2m。

 SSU-ACC-DP-4K144-200-90DはL字型のDisplayPortケーブル。DisplayPort 1.4規格に対応する(8K 60Hz、4K 144Hz、1080P対応)。ケーブル長は2m。

 SSU-ACC-AF-3-BKはアルミ製フィートで、4個がセットになっている。サイズは奥行き17×幅17×高さ30mm。

[取材協力:オリオスペック]