ニュース

ソニーの27型ゲーミングモニター「INZONE M3」が発売、240Hz駆動

「INZONE M3」

 リフレッシュレート240Hzに対応したソニーの27インチゲーミングディスプレイ「INZONE M3」が発売された。PlayStation 5との連携機能も搭載されている。店頭価格は85,800円(一部ショップは10%ポイント還元サービスあり)。ソフマップAKIBA パソコン・デジタル館では実機展示が始まっている。

240Hz対応の27インチフルHDゲーミングモニター、PS5向けの機能も充実

 INZONE M3はノングレアタイプの27インチIPSパネルを採用したディスプレイ。同社のゲーミングブランド「INZONE」の製品で、最高リフレッシュレート240Hzや応答時間1ms(GTG)といったスペックを実現している。ディスプレイ解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)。

 可変リフレッシュレート技術のAdaptive-Sync、G-SYNC Compatible、Variable Refresh Rateに対応。PCだけでなくPlayStation 5でも、チラつき(ティアリング)やカクつき(スタッタリング)を軽減するとしている。

 PS5との連携機能も特徴で、PS5の「HDR調整」を自動で最適化する「オートHDRトーンマッピング」、画質モード自動で切り替える「コンテンツ連動画質モード」が搭載されている。後者では、PS5を接続するとゲームに最適な「ゲーム1モード」になり、PS5で映画を観る際には「シネマモード」に切り替わるという。

 他にも、ゲーム向け機能として、明るさやコントラストなどを調整し敵を見付けやすくする画質モード「FPSゲームモード」、白飛びを軽減しつつ暗い部分の視認性を高める「ブラックイコライザー」が用意されている。

 このほか、「オートKVMスイッチ」に対応しており、ディスプレイにPCを2台接続し、キーボードやマウスなどのUSBデバイスを2台で共有できる。

 本体には、机上スペースを面で占有しない「三脚式スタンド」が採用。脚と脚の間にキーボードを置くなど、自由にレイアウトできるとしている。スタンドの調節機能は高さ(70mm)、チルト(0~20度)。

 上記以外のスペックは、表示色数が10.7億、色域がsRGB カバー率99%、ピーク輝度が400cd/平方メートル(DisplayHDR 400)、ダイナミックコントラスト比が1,000:1、視野角(水平/垂直)が178度。

 入出力端子はDisplayPort 1.4×1、HDMI 2.1×2、USB Type-C×1(DP Alt Mode、アップストリーム)、USB Type-B×1(アップストリーム)、USB Type-A×3(ダウンストリーム)、3.5mmヘッドホン出力×1。スピーカーも装備する(2W×2)。

 スタンドを含む外形寸法(幅×高さ×奥行き)は約61.5×47.9×24.8cm、質量は約6.2kg。VESAマウントに対応する(ネジ穴ピッチ100×100mm)。

[取材協力:ソフマップAKIBA パソコン・デジタル館]