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ヒートパイプ搭載のゲーミングルーター「RadiX AX6600」が17日に発売、MSI First対応の子機も

(2/15 19:58更新)サンプル写真を追加。
初出日時 2/15 7:05
RadiX AX6600 Wi-Fi 6 トライバンドゲーミングルーター

 ヒートパイプを搭載したWi-Fi 6対応ルーター「RadiX AX6600 Wi-Fi 6 トライバンドゲーミングルーター」(以下AX6600)と、USB接続のWi-Fi 6対応LANアダプター「AX1800 WiFi USB アダプター GUAX18」(以下AX1800)が17日(金)に発売された。

 店頭価格はAX6600が47,800円、AX1800が9,800円前後。

ヒートパイプを用いた冷却システムが特徴のWi-Fi 6対応ルーター

 AX6600はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/a規格に準拠した無線LANルーター。1つの2.4GHz帯と2つの5GHz帯で通信するトライバンド型で、速度は5GHz帯が4,804Mbps+1,201Mbps、2.4GHz帯が574Mbpsとされている。

 ヒートパイプを用いた冷却システムが特徴。ビデオカードやノートPCなどで培った冷却技術を取り入れ、世界で初めてルーターにヒートパイプを搭載したとしている。ヒートパイプによってチップの熱をヒートシンクから増設ヒートシンクへ移し、効率的な放熱性を実現するという。

 また、用途にあわせた「ゲーミングモード」や「WFH(ワークフロムホーム)モード」などを搭載し、パケットロスを軽減することができるという。自動でパケットを最適に振り分け、常に快適な通信環境を実現するという「AIオートモード」も用意されている。

 本体のサイズはW338×D224×H198mm、重量は1,090gで、6つの外部アンテナが装備されている。LANポート数は2.5GbE×1(WAN/LAN)、1GbE×4。USBポート1基も装備する。電源は付属のACアダプター。LANケーブルも付属する。

MSI製品を優先して通信する「MSI First」に対応した無線LANアダプター

 AX1800はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/a規格に準拠した無線LANアダプター。2.4GHz帯と5GHz帯で通信するデュアルバンド型で、速度は5GHz帯が1,201Mbps、2.4GHz帯が574Mbpsとされている。

 本体にはUSB Type-Aコネクタと、電波を受信しやすく広範囲でも繋がりやすいという折り畳み式アンテナが装備。USBケーブルを備えたクレードルが付属し、本体をPCから離して設置することもできる。

 また、他社製のPCや無線LANアダプターより、MSI製品を優先して通信するという「MSI First」に対応し、より安定したインターネット環境を実現できるとしている。なお、AX6600もMSI Firstに対応している。

 本体のサイズはW89×D30×H19mm、重量は32g(クレードルを含む重量は117g)。電源はDC 5V 1A(USB給電)。

[取材協力:ツクモパソコン本店IITSUKUMO eX.パソコンショップ アーク]